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2016.03.12 Category| すべての記事
Brift H 磨きの工程
こんにちは!
ここ数日は寒い日が続いていますが、
段々日も長くなり春が近づいますね
花粉症の自分にとっては、3月は1年で1番辛い時期です。
この時期は室内で靴磨きをするに限ります。
今回は、今までブログで紹介したようでしていなかった、
Brift H の靴磨きの工程をご紹介致します。
1、靴紐を外し、アルコールを含ませたコットンで
靴内を綺麗にします。
2、コバを紙やすりで削り、整えます。
3、削った部分をコバインキで補色をします。
4、シューツリーを入れ、履きジワを伸ばします。
5、馬毛ブラシで、ホコリを払います。
6、指に巻いた布にクリーナーを少量ずつ取り、
古いクリーム、ワックスを除去します。
7、乳化性クリームを少量取り、指でマッサージするように
塗り込みます。
8、コバブラシでアッパーとウェルトの隙間にも、クリームを入れます。
9、豚毛ブラシで全体に力強くブラッシングをしてクリームを馴染ませます。
10、布で余分なクリームを乾拭きします。
11、鏡面磨きをするを部分を重点に(コバ、甲など全体にも)、指でワックスを塗っていきます。
12、ネル生地の布を指に巻き、最初に水を少量取り、
次にワックスも少し取ります。
13、芯の入っている爪先・踵を中心に、
ワックス、水を少しずつ塗り重ねていきます。(この工程が一番時間が掛かります)
14、つま先、踵にワックスをしっかり重ねたら、鏡面にしていない部分(甲、サイド、コバ)に豚毛ブラシで、
ブラッシングをしてワックスを馴染ませます。
15、靴紐を通し、少し水を付けた山羊毛ブラシで14の工程と同じ部分に、
ブラッシングをして艶を出します。
16、布の綺麗な部分に水を付け、縦方向に磨き、
調整、仕上げを行います。
17、靴底の革の部分にソールオイルを塗ります。
以上で完成となります。
写真、文章ではなかなか細かい部分が伝わり難いのです。
靴磨きに興味持った方は、
是非目の前で磨きの工程をご覧頂きたいです。
皆様のご来店をお待ちしております。
※カウンターでの磨きをご希望の際は、ご予約の方が優先となります。
※磨きの時間は、45分~60分ほどお時間を頂きます。
清水
written by 長谷川