靴紐の通し方
こんにちは。もう間もなく二月も終わりだというのに、寒い日が続きますね。
コートもマフラーもなかなか手放せん。。。早く暖かくなって欲しいです。
という事で、本日は北見が登場です。
ところで皆さん、靴紐の通し方って幾つくらい知ってますか?
ストレート、パラレル、オーバーラップ、アンダーラップ、etc. etc. 。。。
紳士靴での通し方と言ったらこれくらいですかね。
ストレート、パラレルはフォーマル的な雰囲気でオーバーラップ、アンダーラップはカジュアルな雰囲気になります。
という事で、基本のストレート。ほとんどの方が知っているので、今更ですが。。。
片方を上まで通して、
もう片方はくるくると通していく方法です。
パラレルは交互に通していく方法ですね。
右側の紐は左側の二番目から、左側の紐は右側の三番目から出していき、
そのまま一つ飛ばしで通していきます。
ストレートもパラレルも通してしまえば、見た目は同じです(笑)
脱ぎ履きのし易さで選んで頂いて良いと思います。
ちょっとしたパーティーなどで洒落た感じにしたければ、ローマ数字結びがお勧め。
ローマ数字のⅩは10、Ⅰは1なので、この通し方だとイタリア語でヴェントゥーノ(21)と言います。
ちょっとお洒落な感じです。
今度は通し方ではなくて、結び方。
普通は蝶々結びで間違いはないですが、ほどけ易い紐の場合は二重蝶々結びがお勧めです。
良くベルルッティ結びと言われている結び方ですね。
登山靴ですとかマラソンの靴など、途中でほどけると困る(下手すると生死に関わる)ところでは、昔から使われていた結び方ですが、紳士靴の世界で使い出したのはベルルッティが最初ですよね。
最初は蝶々結びと同じようにスタートです。
ここで、もう一回、紐を通していきます。
この状態でまた蝶々結びの要領です。但し、下側に出来る輪っかは大きめにしておきます。
そして上で持っている輪っかと紐の先端を下側に出来た輪っかに通していきます。
通したら、また蝶々結びの要領で紐を整えて
完成です。
写真だけだと中々伝わりにくいですかね。。。
気になる方は是非うちの職人に聞いてみて下さい。
最近、資料などを良く作っていたので、すごく淡々としたブログになってしまいました。
次回は笑えるブログに挑戦!!(出来るのか????)