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「靴磨きの本 ~THE SHOE SHINE BOOK~」予約受付開始

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皆様ごきげんよう、靴磨き界のホープ、ミスターAtoZこと長谷川です。

今日は前から何度か告知していた長谷川初の著書がとうとう出版目前という事でこの本について書かせて頂きます。

 

その名も「靴磨きの本~THE SHOE SHINE BOOK」です。完全に実用書です。予価1300円+税。

AMAZONで予約販売開始しました。➡http://www.amazon.co.jp/dp/4750514764

 

テーマは「一家に一冊!」という事で、読んでいる方が実践しやすいように分かりやすく丁寧に靴磨きについて書きました。

この本を読めば誰でもプロのような靴磨きが出来るようになる!という事で写真を大きく使い細かく解説しているので靴磨きの全行程だけでも

20ページ以上を割いて解説してます。

それ以外にも、起毛素材、コードバン、ガラス革てエナメル、爬虫類の革、スニーカーまで!!多種多様な素材の靴磨き方法まで網羅してます。

しかも。。。。自宅で出来るキズ補修の方法や、シミ補修など裏技も本の後半「より極めるページ」では公開しちゃってます。

 

靴磨き以外の基本的な革靴に関する知識も書いているので、革靴をこれから履く新社会人の方や初心者の方が読みやすいように作りました。

とにかく「分かりやすくて、美しくて、ためになる。」を意識して作ったのでマニアな方には物足りないかもしれません(笑)

 

世界的にも靴磨き専門の実用書というのは無いと思うので、この本がゆくゆく色んな言語に訳され世界中の靴磨きのスタンダードになれば良いなと思い、THE SHOE SHINE BOOKと銘打っています。大変烏滸がましいですが。

 

巻頭にも書いているのですが、僕は2004年に100円ショップで買った靴磨きのセットを持って東京駅の路上で靴磨きを始めました。

その頃は靴磨きのやり方なども全然分からぬままただただ日銭を稼ぐ為に靴磨きをしていました。ある時お客さんに「君ね、下手くそだから他の靴磨き屋さんの所行って勉強した方が良いよ。」と言われました。その時初めて自分が靴磨き下手くそな事をしりました。それならば、と近くでもう40年以上も靴磨きをしているおじさんの方々の所へ行きました、でも弟子入りするつもりも無ければ頼み込んで教えてもらう勇気もなかったので遠巻きにどうやって磨くのか観察しました。すると自分では絶対にありえない程靴がピカピカになっていくではありませんか。完全にやられました。

おじさんの後ろを何度も歩いて使っている道具を覚えてからその足で道具を買いに行って自宅で見よう見まねで試したら見事に靴が光りました。この時の感動は今でもはっきり覚えています。そこから靴磨きの奥深き世界にのめり込んでいきました。

自分なりに考えうる方法で靴磨きを勉強しました。当時は靴磨きの本やYOUTUBEも無かったですからね。

東京にいる靴磨き屋さんにはほとんど磨いてもらいました、神保町行って靴や革系の本から古いファッション雑誌まで少しでも靴磨きの事が書いてあれば買いました、靴クリーム会社のイベントや専門のセミナーにも行きましたし、都立皮革センターで革の講習会も通って、中古靴20足くらい買ってレンジでチンしたり煮たり焼いたり(笑)もちろんインターネットも靴愛好家の方のブログなど少しでも靴磨きの情報がないかと探しました。 

結局これといった情報はあまりなく、集めた全ての点を自分で線にするしかありませんでした。でもその時の無駄でもあったような試行錯誤の勉強が今の基盤となり新しい技術を生む発想の源になっているのです。一つ一つの発見が感動的でした。

この本はその一つの集大成です。どんな方にも愛すべき革靴を大切に長く愛用して頂くために必要だと思われる靴磨きの知識、技術を出来る限り分かりやすく丁寧に書きました。

ぜひとも何か革靴の事で困った時には開いてもらえるようなあなたの相棒本にして頂ければこんなに嬉しい事はありません。

今回のこの本が出版されるにあたり改めて多くの方々のサポートがあったからこそ出来上がったのだと感謝の気持ちでいっぱいです、この場を借りて僕の周りの皆様に御礼申し上げます。

 

世界の足元に革命を。

皆様、ぜひとも宜しくお願いいたします!!

 

written by 長谷川 長谷川

ぱっち & いんそーる

Category|すべての記事

皆様こんにちは。こたにです。

更新が遅くなり申し訳ございません。

 

 

最近は気温も上がり、春というよりは夏に近いほど日中は暑くなりました。

かといって朝晩はまだ少し冷えるので何を着ればいいやらわからないですね。

そして体調を崩しやすい時期でもあるので、体調管理をしっかりしなければですね。

 

 

さてさて、今回のブログの内容は「パッチ&インソール」です。

 

 

ご説明を、

 

パッチ・・・ライニング(主に親指と小指の部分)に穴が開いてしまったしまった場合、薄い革のパッチを作り穴の箇所を塞ぎます。
クラック保護のために厚めで固い革のパッチを貼り、履きジワの箇所を曲がりにくくするものもあります。

 

インソール・・・革やフェルトでインソールを作り、靴の中のサイズを調整することでフィッティングをより良いものにします。
この場合、インソールは前もしくは後ろ半分の形(ハーフソック)と全体(ロングソック)を組み合わせて調整します。
現在入っているインソールが破れてしまったり、マッケイ縫いのステッチが当たって歩く際気になったりする場合は新しくインソールを作成することもできます。

 

 

ざっとこういった内容です。

 

 

ではより詳しくご紹介します。

 

 

まずはパッチから

 

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こちらの靴ですが、ライニングの小指部分に穴が開いてしまってます。

写真真ん中の目玉みたいなやつです(見えにくくてすみません。一生懸命撮りました。)。

 

永く履いていくとどうしても穴は開いてしまうものです。

ですがそのまま放置はもったいない!

というのも、穴が開いている箇所の履きジワがより深くなり、クラックが入りやすくなってしまうからです。

最悪の場合、そこから貫通してアッパーが思いっきり裂けてしまうこともあります。

 

というのを、防ぐのがこの革のパッチです。

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なんだかかわいらしいですね。

 

裏側はフィッティングに影響が出ないよう周りをうすーく剝いてます。

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そして貼った後がこちら。

 

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どうしても「パッチ貼ってある感」はありますが、極力ライニングの色に近い革で作ります。

 

普段は1mm厚の革でのパッチですが、クラック保護の場合は2mm厚のもので作るためもう少し固いものになります。

 

 

お次はインソール。

こちらの靴は、フィッティングが少し大きい為、インソールをいれてジャストサイズにする予定のもの(モディファイドラストはかっこいいなぁ…)。

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フィッティングが大きいのもいいことはありません。

靴の中の空間が大きい分、履きジワが大きく深く入り、その履きジワからクラックが入る危険性が大いに高まるからです。

 

ではどうすればいいか、インソールを厚くして空間を無くしましょう。

 

でもインソールを入れるためにオリジナルのロゴが消えてしまうのは悲しいですよね。

ですが、安心してください。

Brift Hではオリジナルのロゴを消さないよう、元のインソールをまず剥がしその下に追加のインソールを入れていきます。

(オリジナルのインソールが取れない場合もございます。その場合はその色に近い革で上からインソールを乗せる形になります。)

 

こんな感じです。

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断面図がなくて申し訳ないですが、実はこのインソール、全体2mmの革を、そして前半分は4mmの革で作ってます。

なかなかモリモリです。

 

で、実際に仕上がった写真がこちら。

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オリジナルのロゴは消しません!

 

見た目は殆ど変わりませんね。
履き心地が変わるだけです。

 

 

さて、こんな感じで外からは見えない部分も手掛けております。

 

 

皆様ぜひ、ご自身の愛しの靴達を今一度見てあげてみてください。

 

ライニングに穴が開いていたり、「この靴やっぱりちょっと大きいなぁ」「インソールがだいぶ沈んで少しフィッティングが大きいかな」と感じた場合は是非ともお持ち下さい!

 

※インソール調整は、実際に店頭でインソールのサンプルを入れてフィッティングを確認する必要があるため、インソール調整をご希望の場合は一度お電話にてご予約をお願い致します(所要時間約30分)。

 

 

 

それでは、幅狭甲薄の足のせいでインソール調整必須のこたにがお送りしましたー。

 

 

 

P.S.

下に出る「written by 北見」は華麗にスルーしてください。

written by 北見 北見

JOHN LOBB 発売中

こんにちは!
連休中は、いかかがお過ごしでしょうか?
Brift Hから近くの根津美術館で、庭園に燕子花が咲くのに合わせ、
尾形光琳の燕子花図屏風が毎年公開されます。

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ここ数年見に行っているのですが、今年はまだなので、早くいきたいと思います。

 

只今Brift H では、靴好きなら1足は持っていたいジョンロブを3足限定で販売しております。
モデルは、定番のローファー Lopez  ロペス です。

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サドル部分の丸くカットされたデザインが特徴です。

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旧ロゴで、今とは違うクロケット&ジョーンズ製です。革質も抜群です。

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ロブの純正ラバーソールのオクトーバーソールにて、オールソール交換済みで、
アッパーも大変綺麗な状態です。

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色は、3色で

ブラック

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ミディアムブラウン

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シボ革のライトブラウン

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全て、サイズは7 1/2 E
ロブ純正のシューツリー付きで、3足限定で
¥89,000(税込み) です。

ジョンロブで、この価格は大変お得だと思います。

 

ところで、ジョンロブは、何故別格なのでしょうか?
革質が良いのはもちろんですが、
作りもビスポークの手法を取り入れ手間をかけていることも理由だと思います。

 

先日、新品のロブを解体させて頂く機会がありましたので、
少しだけですがご紹介させて頂きます。

靴は、こちらです。

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アウトソールを外すとコルクは、贅沢にたっぷり使われています。

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インソール(中底)、スティフナー(踵の芯;月芯と呼ばれる)は、銀付きの革を使い、
木型の形を再現するのために水に濡らし一晩乾かすというビスポークの手法を取り入れています。

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既成靴では生産効率が優先なため、その様な手法を取り入れることはあまりないです。
また銀付き革なので徐々に、履く人の足の形を覚え馴染んでいきます。

カウンターライニング、アッパーの革も一枚革で大変贅沢な使い方をしています。
こんな贅沢な革の使い方は、他では見られません。

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少しではありますが、ジョンロブが高価な理由がお分かりになりましたか?

 

ロペスの実物をご覧になりたい方、ご試着をされたい方是非ご来店お待ちしております。

清水

written by 長谷川 長谷川

OWL WISDOM

Brift H