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OnTheTable~もう湿気で磨けそうな夜~

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それはシャツがまとわりつくような、生温かい雨が降っている夜です。
ざわ・・ざわ・・・
ほの暗い室内で、ゴールドの縁取りが施された大きなテーブルを紳士たちが囲んでおりました。
テーブルの上には水の入ったガラス瓶や紅と白のクロスがきちんと並べられ、
まるでこれから食事が始まるかのような優雅な雰囲気が漂っておりました。
ただひとつとても奇妙なことには、
そのテーブルの上に、紳士たちはそれぞれの美しい靴を並べていたのでした・・・・

OnTheTable~もう湿気で磨けそうな夜~
・・おとぎ話調はもうやめ!!こんにちは広瀬です。
7月29日20時からシークレットイベントが行われました!!
靴磨きの文化を日本に作りたいという長谷川の志から生まれたBriftH
その魅力を皆様に直接レクチャーする場をやっと作れました。
今回は初回ということもあり、ご招待させて頂いたお客様に改めて靴磨きのレッスンをさせて頂きました。
「琉球生まれ琉球育ち今ではすっかりシティボーイこと」上地が、講師を致しました!
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集まって頂いた紳士達の前でレクチャー開始です。まずは汚れ落としから。
実際に磨こうとすると、どの位の量でどの程度までクリーナーを使うのか分かりづらいですよね。
「このくらい?」「いえ、もっとやっちゃって下さい!」というやり取りが沢山行われていました。
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乳化性クリームも、指で直接塗り込む方式で行いました。
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力強いブラッシングです!思っているよりも力を使うんですよね、
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そしてネル地の結び方を練習。
親指が自由なって使いやすいですし、ややこしい風ですが慣れれば1秒で巻けます!
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そしてポリッシュ。最初はおぼつかないものの、
いつも磨きを見てらっしゃる方が多いからかとても上手に磨かれてピッカピカになっていました!
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テーブルの上で靴を磨く機会は中々ありません、目の高さまで持ち上げると気付く事が多いですね。乾燥してる?革が硬い?キズができてる・・などなど。
ご自身で磨かれると靴のコンディションがよりよく分かります。
最後に記念撮影を行い、御開きとなりました。
皆さまに盛り上げて頂いてとても楽しい会になりました、ありがとうございました!
このOnTheTable、密やかにまだまだ続きます、次回開催は8月末の予定です。
詳細は決定次第こちらのブログでUP致します、ご期待下さい!!

written by brift-h brift-h

7月29日(金)の営業時間のお知らせ

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<お知らせ>
いつも多くの皆様にご利用いただきまして誠にありがとうございます。
誠に勝手ながら7月29日(金)は20時からイベントの為、
カウンターでの磨きを19時30分までの受け付けとさせて頂きます。

尚、お預かりとお渡しは通常通り21時まで受け付けております。
ご迷惑をお掛け致しますがどうぞよろしくお願い致します。

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BriftH 職人一同

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~サンダリオン~

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皆様こんにちは!
毎日暑い中お勤めご苦労様です。
サンダルの語源はサンダリオン有薗です。
皆さん最近革靴履いてますか?!
それともサンダリオンですか?!
僕は暑くなりすっかりサンダリオンです。
この度サンダルケアのお問い合わせが多かったので
夏季限定でレザーサンダリオンケアコースを設けました!
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施術内容はアッパー、インソールの汚れを落とし、

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オゾン乾燥機でしっかり消臭、除菌を行います。
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(除菌消臭除菌ブツブツブツ・・・)
その後、クリームを入れていくのですが、
インソールには、油分の少ないクリームを入れ栄養補給!
インソールも乾燥して割れてくるんでしっかりクリームを、

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(クリーム入れや!コラァァ!!)
アッパーには靴クリームを入れ、薄くワックスをのせ、

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ん~良い感じにしっとり生まれ変わりました!
久しぶりにおろして履く場合でも、長く愛用し一度ケアされたい方も是非!!!
レザーサンダルケア
お値段     ¥1890~
お預かり期間  3日間~
サンダリオンはギリシャ語で
有薗でしたっーー!!

written by brift-h brift-h

Brift Hクオリティー ~ルブタン編~

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皆様ごきげんよう、久々に一息ついて世界一渋くブログを書いてます。
6月30日のAKC Nightは大盛況で恐らく50名近くのお客様にお越し頂きました。本当にありがとうございます。
今まで汗をかいた事のない長谷川も、あまりの店内の暑さにクラクラビシャビシャになってしまいました。北見に関してはスコールでも浴びたの??というような汗のかき具合。
「汗をかく」の最上級は、「汗を浴びる」というのでしょう。
と、今日もシャム猫に両肩に乗せているので、靴を磨くのも一苦労なのですが、ちょっとづつでもBrift Hの技術力を自慢していかなければいけないので、PCに向かっているのです。
当店の高級紳士靴好きの皆様にはあまり馴染みがないかもしれませんが、素敵な女性方が好んで履く靴といえば、

クリスチャンルブタン
ルブタンについて、ウィキペディアから抜粋しま~す。
ルブタンは1964年、フランスで生まれる。子どもの頃から婦人ファッションに興味があった。
1979年にパリの街角を歩いていたルブタンは、国立アフリカ・オセアニア美術館の前で、観光客の女性に木製の床を傷つけないように注意する看板に気が付いた。この看板が気になり、バックルで締め付け底がついた靴をデザインし始める。ティーンエイジャーの頃にこのタイプの靴の絵ばかり学校のノートに描いて長時間過ごしたことを認めている。このラインの靴が後日デザイナーとしてのセールスポイントとなる。
ルブタンはパリのダンスホールやパーティーに顔を出し始め、そこで女性たちに自分の靴を試してみるように申し出た。しかし大部分の女性はお金がないことを理由に断った。
その後、シャネルやイヴ・サン=ローランのデザイン学校に通い、パリにブティックを開く。彼の店は顧客もだが、来店者に無料でコーヒーをふるまうことでも広く知られていた。

とにかく、世の中の素敵な女性はルブタン率かなり高し!
特徴はいわずもがなセクシーなレッドソールです。
最近、銀座にも路面店がOPENして大人気なルブタンですが、先日メンズのシューズを購入してとてつもないオーダーをご依頼頂きました。
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写真でお分かりになるでしょうか?
こちらはデニム地にスタッズが無数に打ち込まれているスリッポンです。
ソールはもちのろんこでレッドソール。
それをなんとアッパーのデニムを同じレッドに染め直して欲しいと・・・・
ななな、なんと無茶なオーダー!
咥えていたシガ―を落として、あやうくボヤ騒ぎ寸前でした。
でも、どんな無茶なオーダーにも挑戦してきた我らBrift H。
自分のデニムを実験台に、どのようにしたら「剥がれないよう」「綺麗な赤を出す」かをテストしながら、約2週間ほどのテスト期間を経て、取りかかりました。
当初は2カ月程で仕上げるつもりが、予想外のトラブルが!
染めた後のスタッズ磨きが半端なく時間が掛かる!!!
全て一つ一つ手作業で慎重に磨いていくのが、全体の作業の70%ぐらいを占めたのではないでしょうか??
※AKCさん、本当にご苦労様でした。
そして出来上がったのが











こちら!!!

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セクシー!!

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世の中の不可能を可能にする靴磨き店 Brift H。

written by brift-h brift-h

OWL WISDOM

Brift H