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2017.03.22 Category| すべての記事
【緊急開催!!】4月9日、10日 Riccardo Freccia Bestettiトランクショー
【緊急参戦!!】
と言えば、2017年5月13日にLONDONで行われるWorld Championships in Shoe Shiningにわたくし長谷川エントリーしました!
今まで散々靴磨きのワールドカップで優勝したとか言ってましたが、今回は正真正銘の第一回の靴磨きのワールドカップが行われます。
3月19日に締め切りが終わり今はエントリー審査の結果待ちなのですが、参加者は3名のみで、しかも最初から決勝戦という意味不明な大会内容。
ではそのファイナリスト3名をどうやって選ぶかというと、なんとエントリーするメールに添付した写真審査で選ぶという方式。おいおい!それでファイナリストを選ぶってどうなん!?!?と今からすでに訝しげに結果を待っています。
World Championshipというからには参加者は相当数募って、トーナメント式にして本物のチャンピオンを選ぶべきだと思います。
むしろ日本大会だけでもかなりレベルは高いと思うので、この際、Japan Championshipを開催してしまおうかと考えてます。
きっと世界大会を凌ぐレベルの高さになるはず!!
詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
http://shoegazing.se/english/2017/03/01/world-championships-in-shoe-shining-qualification/
さて、話は変わりまして。
今回は【緊急開催!!】です。
皆様はご存知でしょうか?Riccardo Freccia Bestetti (リッカルド・フレッチャ・ベステッティ)という靴職人の名を。
正直僕は名前を聞いたことあるくらいで、どんな靴かは知りませんでした。
靴を見てびっくり、めちゃくちゃパンチ効いててカッコいいじゃないすか。
まずは靴の写真と紹介文をご覧ください。
昨年惜しくも49歳の若さで逝去した稀代の靴職人、Riccardo Freccia Bestetti (リッカルド・フレッチャ・ベステッティ)
生前、彼をインタビューした記事にこんな一節がある。
「私がもう少し若ければ、声高々に世界一の職人だと公言していただろう」
これに誰もが頷くほど、彼が卓越した靴職人であったことは事実だ。
年に20足程しか作ることの出来ないフルハンドメイドの靴は、類を見ない美しさと履き心地を見事に両立させていた。
彼の訃報を受け、多くのファンがもうオーダー出来ないのだと嘆いたが、翌年の世界最大規模のメンズファッション見本市pitti uomoには、変わらずBestettiの靴が並んでいた。
そこで、現Bestettiオーナーとして店頭に立っていたのが、Marco Facchinetti氏だった。
リッカルド・フレッチャ・ベステッティとは20年来の親友だった彼が、これほど素晴らしいものが失われるのは耐えられないと、私財を投げ打ってBestettiの運営に乗り出していたのだ。
氏の情熱は、オリジナルメンバーの心も動かした。新たに熟練の職人を数名加え、ブランドを再建すべく集結したのだ。新生Bestettiの誕生だ。
そして今回、彼らの情熱が具現化されたフルハンドメイドの靴を手にとり、足入れし、体験する機会を、ここ大阪で設けることが出来た。
これが、新生Bestetiiの日本で初めてのトランクショーだ。
4月9日(日)10日(月)の二日間。Brift H AOYAMAにて開催します!
3種類のオーダー方式があります。
1、Made to Order 195000円(税別)
→足の採寸をしてサイズを決め、好きなモデル、革を選ぶオーダー
2、Novecento 249000円(税別)
→木型を作成し、好きなモデル、革を選ぶセミビスポーク
3、Bespoke 529000円(税別)
→木型を作成し、自由にデザインを決めることができるフルビスポーク
他にOptionでALLIGATOR(168000円~)やCROCODILE(218000円~)、OSTRICH(34000円~)、LIZARD(67000円~)など変わった革を使うこともできます。※( )内は追加料金です。
僕のおすすめは、2のNOVECENTOというセミビスポーク!足を採寸し、木型も作るのでいわゆるビスポークと一緒です。
これはかなりアリなんではないでしょうか!
ベステッティに関しては情報があまり無く、秘密のベールに包まれた感のあるブランドです。
僕はあまり詳しくないので以下TWTG SHOESHINEさんのブログ記事を引用します。
現在、日本に流通しているBESTETTI SHOES は、日本向けに量産を目的としてマッケイやブラックラッピド (踏まずがマッケイのグッドイヤー)製法で製作された安価なクラスの靴がほとんどです。 今回提供するフルハンドBESPOKEとは似て非なる別物となりますので、ご注意ください。
トレイディングポストさんに、ハンドソーン既製靴の在庫があるようで、国内価格20万円ほどで販売されていますが、 今回のトランクショーでは、ハンドソーンのMTO(受注生産)であっても、それ以下の特別価格で販売いたします。
ストラスブルゴさんでは、ハンドソーン既製靴が、シューツリー込で18万4000円程で販売されています。 トランクショーの販売価格は、MTOの場合、2万円ほど高くなりますが、シューツリー、受注生産時の発送費用、関税込の価格です。
また現地からスタッフが来日しフィッティングを行えることも、今回の醍醐味であります。
また、ビスポークはもちろんのこと、ご自身のオリジナルモデルをデザインからおこすフルオーダーもお受付いたします。
年4回のトランクショーを予定しておりますので、この機会に是非覗きに来てください。
※当日は、リッカルド・フレッチャ・ベステッティ現オーナーのMarco Facchinetti 氏、わたくしの友人でもあり、今回このような機会を設けてくれたシンガポールのセレクトショップLAST&LAPELのオーナーAlvin氏も来日します。イングリッシュスピーカーも同席しますので、細かな質問等も通訳し気軽に聞いていただけます。
※以上、TWTG SHOESHINEの石見代表のブログより。
また次回はその謎に包まれたリカルド・フレッチャ・ベステッティの靴の写真をお送りします!
皆様ぜひご期待ください(^_-)-☆
written by 長谷川