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2012.02.06 Category| すべての記事
OLD HAT Night ~写真で振り返る~
皆様ごきげんよう、今日も世界一渋くてカッコイイ靴磨き職人がお届けします。
先日行われたOLD HAT Nightの模様を写真で振り返っていこうと思います。
スタート直前、ラウンドテーブルには古い名靴が沢山。
靴磨きカウンターにも勢揃い。
何年代か不明ですが、チャーチのシューツリー
さあ、これからOLD HATオーナーの石田さんの講習がスタートです。
カッチョ良い3Pツイードのスーツのジャケットを脱ぎ棄て、熱く紳士靴の歴史について語り始まりです。
これは50~60年前のスコットランドの貴族が履いていたギリーシューズのソール。鉄が打たれていてかなり堅牢な作り。
良い靴屋は元々BOOT MAKERである、なぜならかなりの技術力がないとブーツは作れないからとの事。確かにふくらはぎの曲線まで全て木型に起こすのだから難易度は短靴とは比べ物にならないです。
こちらの100年近く前の乗馬ブーツ、細かいステッチワークが圧巻です。しかも随所にスキンステッチが用いられ、そのステッチワークの美しさは半端ないです。
正面のHENRY MAXWELLのビスポークは未使用品、今ではとても珍しい正真正銘のバックスキン(鹿革)で作られており、素材感の美しさは超一流。シルエットの美しさも既製靴を上回ります。
石田さん!素晴らしく為になるお話しありがとうございました!
靴好きの方なら是非昔の靴の素晴らしさを体感して頂きたいと思います。
OLD HATに行けば良い靴が年代問わずたくさんありますのでご興味のある方は足を運んで観て下さい。
http://www.oldhat-jpn.com/
サイトまでクラシック!
ではこれからも価値あるイベントを開催していく所存でございますので、皆様どうぞよろしくお願いいたします。
寒くて乾燥しているのでお身体を大事に、革靴にも栄養を☆
written by brift-h