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2015.07.07  Category| すべての記事

靴磨き in ミラノ!

こんにちは!小林です。

まだまだイタリア研修のお話は続きます。今週もどうかお付き合いくださいませ。

 

さてさて、今週はこちら!。

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どーん!ミラノ風カツレツです。

そう、ミラノで靴磨きをしてきました!

 

メンバーは職人 北見&嶋香、そして小林のお調子者3人組です。

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全員でローマに着いた後、皆とは別れてさらに特急電車で3時間。

ミラノは軒並み高級ブランド店のイメージでしたが素敵なお店もたくさんあって、

きれいで回りやすく、いい街でした~。

 

ミラノでは「be House」というイベントで磨かせて頂きました。

色々な業種のお店が集まった展示会のようなイベントです。

フィレンツェでお世話になったStefano Bemerさんもこちらに出展されるとのことで、ご紹介頂いて行ってまいりました。

 

まずは入口。会場は街の中心地にありました。

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会場内。

靴や洋服やデニムのキルト、パン、はたまた床屋さんなどな様々なお店が出展されていました。

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私達はイベントにいらした方の靴を磨く!というミッションです。

ですが最初は会場にあまり人がおらず・・・、

イベントにいらしたお客様、出展者の方、主催者の方、ビルの管理人さんにまで、靴磨きナンパしまくりです。

意外なことに「靴を磨かせてくれませんかー?」とお願いさせてもらっても、

「えぇ~!?そんなのいいや~」という方が多く、振られ続けました(泣)。

 

ですがありがたいことに通訳さんの素晴らしいお力をお借りしながら、

徐々に徐々に「じゃあ磨いてもらおうかな」という方が増えてきて、たくさんの方の靴を磨かせて頂きました!

 

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お店のカウンターよりも低いテーブルだったので、ちょっと大変でした~。

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この方は2回振られたのですが、3度目の正直で磨かせて頂きました!

靴はGUCCIのビットローファーで、GUCCIのアイコンカラーが珍しいトリコロールでした。

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隣のブースの方も興味津々。

スエードの靴の方が多かったのですが、実は飛行機の荷物の関係でスエードスプレーを持っていけずだったので

スエードは磨けず、どうしよう~だったのですが、

なんとか表面のバサバサをライターであぶって整えて、コバの側面は靴クリームで補色して、とできる限りのことを。

それでも大分きれいになりました。

 

イタリアのパブリックイメージは「伊達男」でおしゃれな方が多いイメージかと思いますが、

靴のお手入れをちゃんとやっている方は少ないみたいです。

(ちなみに今回磨かせて頂いた靴ではサントーニが多かったです)

 

それにしても、いきなり怪しい東洋人に「あなたの靴を磨かせてもらえませんか?」と声を掛けられて、

磨かせて頂いたミラノの方達には本当に感謝です!

 

磨き始めるとどの方も興味津々で見て頂いて、きれいになった靴をとても喜んでくれました!

「靴ってこんなに光るんだね」と驚かれる方が多かったです。

英語もイタリア語もままならずの会話でしたが、靴磨きは国境を越えますね~。

 

それと靴を磨いて喜んで頂いたのは勿論うれしかったですが、

一般的な靴磨きイメージとは違う私達の独自スタイルを「そのスタイルいいね!」と

言って頂けたことも、とてもうれしかったのでした。

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突撃!靴磨き!でしたが、私達もとてもエキサイティングな経験をさせて頂きました。

 

 

22時過ぎまで磨かせて頂いて、靴磨きナイトは終了。

普段のお店ではお客様から靴磨きをご依頼頂きますが、このイベントではその逆。

なので、靴磨きの良さを伝えて、見て頂いて。

そしてたくさんの方に喜んで頂けたので、改めて「靴磨きっていいよネ」と皆で実感しつつ、

きれいなドゥオモにうっとりしながら帰路についたのでした。

DUOMO

 

ではでは、次週もお楽しみに!

事務員 小林でした。

 

 

 

written by

Brift H