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2020.05.31  Category| すべての記事

『Craftsman Watch Japan』×『Brift H』

こんばんは。稲田です!
東京でも緊急事態宣言が解除されました。ひとまずよかったです。
今後は第二波が来ないように、全員が意識して行動するしかないですね。
そして、昨日NEWSで更新したように、6月からカウンター磨き再開いたします!
詳細はこちらの記事でご確認くださいませ。
さて、今回はヴィンテージウォッチポップアップについて、
前回のブログよりも少しだけマニアックにご紹介していきます。
ボリュームたっぷり。お付き合いくださいませ。
まずは今回イベントを実施して頂くCraftsman Watch Japanをご紹介
『Craftsman Watch Japan』
~日本のモノづくりが本当に良かった時代の腕時計を世界に発信~
時計技師の内村氏がヴィンテージウォッチを買い付け、オーバーホール、ケース研磨、文字盤修正などフルメンテナンスを行っている。
内部はもちろん、外装にもこだわり”世界で一番綺麗”なSEIKOヴィンテージを心がけている。
今回のイベントでご用意させて頂く時計は「グランドセイコー」「キングセイコー」「ロードマーベル」の3種類。
グランドセイコー(GS)
1960年長野県の諏訪工場にて製造が始まる。
スイス製が高級時計の代名詞だったこの時代に、
『世界に挑戦する国産最高級時計を作る』という志のもと誕生。
時計の本質である精度を追求し続け現在に至る。
デザインはシンプルで見やすく、美しい。
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キングセイコー(KS)
1961~75年、亀戸工場(第二精工舎)にて製造。
GSに次ぐ高級時計として誕生し、GSよりもリーズナブルな値段でデザインの豊富さが特徴。
もちろん時計としての精度も高く、後期のモデルはGSと同じムーブメントが使用されている。
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ロードマーベル36000(LM)
1967~78年、諏訪工場にて製造。
時計の精度を競う世界コンクールへの参加モデルとして開発された。
日本発の10振動モデル(テンプという部品が一秒間に10回振動。一時間に36000回振動)。
振動数が高いと精度が上がり、世界コンクールで機械式時計部門で一位を獲得。
この秀逸な機構が後期GSや後期KSの基礎となる。
文字盤はバーインデックスとアラビア数字の二種類。
シンプルな見た目とは裏腹に高性能ムーブメントが搭載され、まさに『羊の皮を被った狼』。
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さて、ここまでで『諏訪工場』と『亀戸工場』二つの工場が出てきました。
実はこの二つの工場、同じセイコーの工場でありながら別会社でした。
それぞれが技術を競い合うことで数々の素晴らしい時計が誕生していました。
一本の時計から高度経済成長期の日本の姿が浮かび上がってくる。そんな気がします。
それぞれの時計にストーリーがあって、60年近く経ち巡り巡って自分の手元にくる、というのがビンテージの良さであり素敵なところです。
更に、時計の印象を大きく変えるのがベルトです。
今回のイベントではフランスのベルトメーカーのものをご用意しました。
ドレッシーなリザードベルトやON・OFFどちらでも使えるNATOベルト、変わり種でいくとパイナップルの繊維を使ったベルトなどお好きなものを一本お選び頂けますので、是非店頭でお試しください!
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※時計のお渡しに関して
ベルト幅の関係でベルトの交換が非常に難しく、交換する際に時計やベルトを傷つけてしまう恐れがございます。
お買い上げいただいたお客様で、内村氏が居ない日にベルト交換をご希望の場合、
お渡しは後日になってしまうことをご了承くださいませ。
ただし、NATOベルトからNATOベルトへの交換の場合はその場でお渡し可能です。

~イベント概要~

 

期間 6/6(土)~6/14(日)

6日と14日には、内村氏に店頭にお越し頂き、修理の相談も可能です。

(クロノグラフ付きの時計など一部修理を承れない時計もございます。)

 

値段

グランドセイコー ¥157,000+tax~

キングセイコー ¥104,000+tax~

ロードマーベル  ¥73,000+tax~

いかがでしたでしょうか。
イベントに向けてインスタもどんどん更新していきますので、是非チェックしてみてください!
よろしくお願いします!
稲田

written by

Brift H