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新製品 THE CLEANER for MIRROR SHINE

こんにちは!

気温も涼しくなってきて、靴磨き日和になってきました。

 

靴磨きが捗る新製品が発売になりましたので、

お知らせさせて頂きます。

 

その名も「THE CLEANER for MIRROR SHINE」です。

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従来の液体のクリーナーでも市販製品に比べれば、強い洗浄力ではあったのですが、

つま先などワックスが層になって固まってしまっている部分は、完全に除去することは出来ませんでした。

 

様々な製品を使用してきたのですが、これはというものがありませんでした。

そこで、THE WAXでもご協力頂いたYAZAWA様に今回もご協力頂き、

ゼロから商品を作ることとなりました。

試作品を何度も作って頂き、ようやくこれはというクリーナーが完成致しましたので、

今回発売となりました。

 

ワックスは落としやすく、

それでいて革の地の色を落とさない使い易い製品です。

 

今回はこちらの靴とつま先で試してみました。

ワックスが所々擦れたり、剝がれたりしています。

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クリーナを取り、

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あまり力を入れず、ワックスを溶かす様にしていきます。

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色落ちや革を傷めることなく、ワックスを落とすことができました。

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普段からハイシャインをする方には、とても便利なクリーナだと思います。

 

¥1,512(税込み)にて、現在は店頭でのみの販売となっております。

なるべく早くWEB SHOPにてもお買い求め頂けるように致します。

ぜひ一度お試し下さい。

 

清水

 

 

written by webmaster webmaster

Brift H × 江戸屋 ブラシ再発売のお知らせ

皆様ごきげんよう、靴磨き界の金字塔こと長谷川です。

 

今日も史上最強レベルの日差しに負けない鏡面磨きをかけるべく日々精進しております。

それにしてもほんとに最近の暑さは”やばい”ことになっていますね。救急医学会も「未体験ゾーン」との緊急提言をしたとの事。

たしかに年々日本が暑くなっていると感じますが今年は特に凄いですね。南国の日差しに引けを取らないです。

 

そんなことより、僕世代だと”未体験ゾーン”って聞くと、10代のころに聞いていたハードコアバンド山嵐の名曲「未体験ゾーン」がパッと頭に浮かびます。

 

「未体験ゾーン 山嵐」の画像検索結果

※興味がある人は聞いてみてください。青春が詰まってます。

 

 

さて、今日は大切なお知らせをいたします!

当店の大人気商品、Brift H×江戸屋ブラシの手植えブラシ3種類を当店WEB SHOPにて8月1日12時に一斉販売します!

Brift H WEB SHOP → http://brift-h.shop-pro.jp/

 

 

まずは乳化性塗るときに必須の豚毛ブラシ!!8640円

豚毛ブラシ

 

 

そして一家に一本!埃を払ったり何かと便利な馬毛ブラシ!10800円

馬毛ブラシ

 

 

 

そして当店一番人気のブラシで手植えブラシの真骨頂、山羊毛ブラシ!12960円

山羊毛ブラシ

 

 

何度か当店のブログでも詳しくご紹介してきた江戸屋さんとの蜜月関係。

10年前にお店を開業する際に最高のブラシを作ろうと小伝馬町の江戸屋さんの門を叩いた時から始まります。

当時まだBrift Hの開店準備でお店がないなかで、なんとか自分の店の名前を入れたブラシを作成したいと思い、当時掲載されたことのある雑誌や新聞を持っていて自分を売り込みに行きました。

今考えると、よくぞ23歳の若造の話を真剣に聞いて下さったな~と感謝しかありません。

話を快く受け入れて頂き、色々なサンプルを作成しましたが結局落ち着いたのが江戸時代からある”小判型”でした。

 

そこに焼き印を押して、オイルを塗りこみ、ワックス掛けをして仕上げました。

使っているとハンドルの部分が味が出てくる”育つブラシ”にしました。革靴と一緒ですね。

 

ハードな使用にも耐えられるように毛を植えるときに使用するテグスを鉄製のものに変えてもらったり、毛が抜けないように裏から接着剤を塗って頂いたり、プロ仕様に耐えれるよう色々な変更を重ねながら今に至ります。

 

年間生産数が限られているので常に売り切れ状態が続いていますが、出来る限り毎月1日には販売できるようにいたしますので皆様ぜひご期待ください!

 

WEB shop 2

 

予約は出来ませんので、当面はWEB SHOPのみでの販売になりますので何卒宜しくお願い致します!!

 

 

written by 長谷川 長谷川

【新商品】THE WAXのご紹介 

Category|ケア用品、販売品など

皆様ごきげんよう。靴磨きのキングこと長谷川です。

昨日は金正〇氏と国交正常化を実現するために、平壌での靴磨き選手権大会の実施に向け会談をしておりました。

氏は黒の革靴しか履かないようで、頑なに大会で使用する靴は黒のキャップトゥにするおっしゃられてました。

2019年、なんとか実現するようにしっかり取りまとめてまいりますので皆様ご期待下さい。

 

なんて、冗談は髪型だけにして。

 

気づけば前回のブログから3か月も経ってしまいました。なんてこった。。。

2月に開催された”靴磨き日本選手権大会”以降、店舗の運営に追われ、イベントに追われ、仕事に追われ。仕事は追わないといけないものだというのに情けない限りです。このブログを楽しみにしてくださっている1億2000万人の皆様、本当に申し訳ございませんでした。

最近はインスタグラムは熱心に更新しているので良かったら

Brift H AOYAMA アカウント : https://www.instagram.com/brift.h_aoyama/

THE BARアカウント : https://www.instagram.com/thebar_by_brifth/

THE LOUNGEアカウント :https://www.instagram.com/brift.h.sapporo/

長谷川裕也アカウント : https://www.instagram.com/yuya.hasegawa.brift.h/

をご覧いただけたらと思います。

 

さて、本日は2月3日の大安吉日に発売開始したBrift H渾身の一品、油性ワックス”THE WAX”についてご紹介したいと思います!

THE WAX オール

今までに”ブラシ”は手植えのブラシで「江戸屋」さんにお願いしており、

”クリーム”は最高品質を実現するために「某化粧品会社」さんにお願いしたり

”磨き布”はオリジナルのネル生地を制作するために「某晒染会社」さんにオリジナルレッドに染めて仕上げも光りやすい毛並みにして頂いたり

全てのオリジナル商品に関してこだわって作ってきました。

 

最後に残されたのが”油性ワックス”でした。これに関してはSAPHIRとKIWIで十分じゃん。って思っていました。

SAPHIRからはミラーグロスも販売されて「よしよし、これで乾燥させる手間もなくなる」なんて思って使っていました。今世の中にあるワックスで十分と満足していました。

 

ただ、我らBrift Hが靴磨き職人目線でワックスを作ったらどうだろうかと改めて思い立ち、ワックスを作るなら世界一光るワックスを作ろうと思いお声がけしたのが矢澤株式会社さんです。そうです、靴磨きマニアの間で話題のYAZAWAです。

今回のTHE WAXは矢澤株式会社さん通じて、日本最古の油性靴クリーム工場に製造をお願いしています。

THE WAX BLK

YAZAWAのスタンダード商品をベースに、サンプルを9回作成していただき、とにかくロウ分を高めていった結果固くて伸びないくらいまでいってしまいました”(-“”-)”

そこから逆に希釈していって使い心地良くしっかり光る状態に仕上がった9Aというサンプル番号のプロトタイプが今回のTHE WAXです。

特徴としては蓋を開けた日から速攻で使えます。乾燥させる手間はいりません。

ほかのワックスと比較するとよく分かるのですが革への食いつきが半端ありません。

なので最初にベースの膜を作るのが早く、鏡面磨きの初速が半端なく上がります。効率上がること間違いなしです。

THE WAX BLK KIWI

※KIWIと比べるとロウ分が多いので透明度は低いです。

 

ただし、少し使い心地には慣れが必要です。

なぜならマックスまでロウ分を高めているので、通常のワックスのようにドンドンワックスを乗り重ねていくと逆に表面がべたべた、ボッテリしてきます。

コツは、まず指でベース薄く塗った後に少量を伸ばして塗っていくことです。

 

THE WAX NTR

またもう一つの特徴は、シワ部分などの革が曲がるところに塗布しても比較的割れてきません。

これはワックスの成分であるカルナバロウがかなり上の等級を使っているため革への食いつきがとにかく良く、剥離してきにくいからです。

ぜひご自身の目で、手で試していただけたら幸いです。

THE WAX NTR KIWI

※NATURALもKIWIに比べてロウ分が多いので濃い色です。KIWIが牛乳だとしたらTHE WAXは練乳です。

 

(容器について)

容器はスクリュー缶にしているのは溶剤が揮発しないように。トンボが壊れないように。です。

使い終わったら蓋っとしっかりしめてください。使い切る前に乾燥しきって使えなくなってしまうと残念なので。

 

さて、いまBLACKとNATURALの写真は見て頂いましたがBROWNとBURGUNDYの色には調色もこだわりました。

THE WAX BRW

THE WAX BRW SAPIR

 

まずBROWNですが、SAPHIRのミディアムブラウンに比べて少し濃い&少し赤味があります。

写真ほど実物は赤くないのですが幅広く茶靴に対応できるようにしました。

 

 

 

THE WAX BUGTHE WAX BUG SAP

 

BURGUNDYに関してはホーウィン社のコードバンのバーガンディーカラー(NO8)に合わせて調色をしました。

SAPHIRのマホガニーと比べると少し色が薄く見えますが、それはロウ分が多く有機溶剤が少ない影響です。実際ティッシュなどに取るとTHE WAXの方が少し濃いです。

THE WAX BUG ALDEN

 

ALDENのバーガンディーの靴を一緒に撮影しました。

これであなたのコードバンもすぐに輝くでしょう!!

 

ぜひ皆様、Brift H渾身のワックスをお試しください!

Brift H各店舗とECショップと全国のBrift H商品取り扱い店にて購入可能です。

 

【Brift H商品 正規販売店】

TWTG shoeshine (大阪)

凛靴 (京都)

Y’s shoeshine (静岡)

AZALEA (富山)

岡本屋履物店(山梨)

MÜTTE’ (岡山)

山村製靴店 (大分)

 

 

皆様、どうぞよろしくお願いいたします!!

 

written by 長谷川 長谷川

ギフトボックスのプレゼント

こんにちは!

もう靴は買わないと決めていたのに、2足も買ってしまいました。
自分へのクリスマスプレゼントということにしておきます。

さて、皆様はもうクリスマスプレゼントの準備はされていますか?
Brift-Hでは、ただいまクリスマスイベントとして、ギフトボックスのプレゼントをおこなっております。
ビンテージの木箱にオイル、ワックスを塗り、レザーを貼り、仕上げました。すべて長谷川の手作りです。
あまり頑丈な作りではないですが、ケア用品を入れてプレゼントボックス、ご自身用の靴磨き道具入れなど様々な使い方が出来るかと思います。

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ケア用品をご購入して頂いた方に、5,000円、10,000円、20,000円ごとに好きな箱を選んでいただきます。

5,000円以上購入して頂いた方はこちら

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こちらのサイズですと靴下、レザーボウタイなど小さいものを入れて頂くのに丁度いいです。

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10,000円以上購入して頂いた方はこちら

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こちらのサイズは、クリームなどを数個入れられるサイズです。

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20,000円以上購入して頂いた方はこちら

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こちらは、スプレー缶、瓶など背の高い物が丁度いいです。

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※一点一点形が異なり、早い者順となっておりますので、
ご希望の方は、お早めにご来店下さいませ。

年末年始の営業のお知らせです。
年内は28日(水曜日)まで営業です。それに伴って27日(火曜日)も通常営業致します。
年始は6日(金曜日)からの営業となっております。
修理などは2~3週間程お時間を頂く場合が多いので、年内中に靴を綺麗になさりたい方は早めにお持ち下さい。

また、年末という事で週末がかなり混雑することが多いので14時~17時のピーク時間を避けてご来店して頂けると幸いです。

皆様のご来店、お待ちしてしております。

 
清水

written by 長谷川 長谷川

Stefano Bemer 革小物のご紹介

皆さまこんにちは。小林です。

やっと秋らしく大分涼しくなってきましたね。俄然、革靴や革小物も気になる楽しい季節です。

 

ということで本日は、先日のStefano Bemer×Brift Hのイベントでご好評頂いた革小物で、引き続きお店で販売させて頂いているアイテムをご紹介いたします。日本で革小物を販売しているのはBrift Hのみですよ!

 

まずはボウタイ。ブラック、ブラウン、ドット柄で全てカーフですが、1点ずつ質感、色も異なります。

ドット柄は一見かわいく見えますが、渋い色味なので意外にコーディネートしやすいですよ。人と差をつけたい方にお勧め。

※ベルト穴はご購入頂いた方のサイズに合わせて、お開けいたします。

 

・価格 ¥12,830

・素材 カーフ

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こちらは二つ折り財布。5色のご用意です。

シューズメーカーらしい財布のデザインで、靴に使うディテールであるブローギングをアクセントにし、革は靴にも使用される上質なカーフで作られています。お札とカード入れだけなので、ジャケットの内ポケットに入れてもスッキリしてかさ張らない絶妙なサイズ。コインはポケットに入れて、イタリア人のようにカジュアルにお洒落に使うのはいかがでしょうか。

 

・価格 ¥33,359

・素材 カーフ

・カラー コニャック、タバコブラウン、ブラウン、ブラック、ホワイト

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今回初お目見え、長財布とカードケース。

どちらも素材は馬の首の革、ホースフロント。首は背中の革よりも首の方がきめ細かく、傷や色抜けも経年変化としてお楽しみ頂ける革です。二つ揃えてお持ち頂くのも、かなり格好いいと思います。

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○長財布

・価格 ¥35,925

・素材 ホースフロント

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カードケース(カードが14枚入る仕様) 

・価格 ¥33,359

・素材 ホースフロント

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最後はキャンドル。

キャンドルの入ったグラスと箱の外側に貼られている革が、一つ一つ違います。香りの種類はさすが、上品なレザーの香りです。

 ・価格 ¥9,590

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ボウタイは2点あるものもございますが、他のアイテムはほぼ1点ずつのご用意です。革の魔術師の革小物たちは必見です。 ぜひ皆さまのご来店をお待ちしております。

 

 

※大変申し訳ございませんが、WEB SHOPでは現在販売しておりません。 ご来店が難しい方は、お電話やメールでもご注文を承っておりますので、お気軽にお問合せ下さいませ。

written by brift-h brift-h

江戸屋ブラシのお話

こんにちは。小林です。

先日、江戸屋×Brift Hブラシの価格改定についてお知らせさせて頂きました。

その後ブラシについてのお問合せを多数頂いておりまして、改めて、江戸屋さんブラシの人気を実感しております。

 

そこで今回は、江戸屋さんのブラシ製作舞台裏について、ご紹介させて頂きます。

 

 

まずは山羊毛ブラシについて。

山羊毛は、他のブラシに比べると入荷までお時間を頂いております。大変申し訳ございません・・・。

 

他のブラシに比べて製作に時間がかかる、ということもあるのですが、

他の大きな理由としましては、毛を植えている職人さんがたったお一人、ということもあるのです。

そしてその職人さんはスエードブラシも兼任されており、おまけに今年はスエードブラシの注文が非常に増えたそうで。。

 

 

だったらもっと職人さんを増やせばいいのでは!?と思うかもしれませんが、

こちらの職人さん、すごい技術をお持ちなんです。

 

ブラシの毛は毛穴に毛を入れて、それをテグスのような糸で固定しているのですが、

頻繁にガシガシ使っていると、どうしても毛が抜けてくるんですね。

 

そこでBrift Hで作って頂いている山羊毛ブラシは毛が抜けにくくなるよう

職人さんの技を駆使し、工夫して作って下さっています。

 

~工夫~

【その壱】毛穴に接着剤も入れる

【その弐】テグスではなくステンレス製の糸で固定

テグス

↑ 奥が従来の糸、手前がステンレス。

 

これらの工夫でだいぶ毛が固定されますが、

この技が実は非常に難しく、できる職人さんがなかなかいらっしゃらないそうです。

一つ一つの毛穴に接着剤を入れ込む作業は、気が遠くなりますね。。

 

 

いまや鏡面磨きになくてはならない山羊毛ブラシ。

常に完売状態でたくさんのお客様にお待ち頂いておりますが、

実は江戸屋さんの中では、以前はさほど需要のあるブラシではなかったそうです。

 

ですがBrift Hや他の靴磨き屋さんが山羊毛の素晴らしさに気付き、ここ数年でかなりブレイクしました。

例えると、女優の吉田 羊さんや俳優のムロ ツヨシさんような感じですかね。

(ご存知ない方、すみません)

 

 

いやーなかなか大変な山羊毛ブラシですが、持っていると本当に重宝します。

少しブラッシングすると艶が出てくれるので、「あれ?自分、磨きうまいかも」と錯覚させてくれる魔法のブラシです。

入荷にお時間を頂きご迷惑をお掛けしており、大変申し訳ございません。

どうか気長にお待ち頂けますと幸いです。

 

 

そして昨今の馬毛事情。

これまで豚毛と馬毛は同じ価格でしたが、今回の価格改定で馬毛の方が高くなりました。

なんでも、馬毛は楽器、服など様々なモノに使われ出し、以前より手に入りにくくなってきたそうです。

 

 

馬毛

 

 

 

そしてここからは、昨年、江戸屋さんにお伺いした際に教えて頂いた舞台裏についてワンスモア。

改めて読み返すと一つ一つの工程の大変さが伝わってきたので(書いたのは私なので自画自賛みたいになっちゃいますが(汗))

コピペで申し訳ないですが、もう一度ご紹介しちゃいます。

 

↓ ↓ ↓

 

最終検品にすごく時間がかかるんです、とよくお聞きしていたのですが、その秘密がわかりました。

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こちら、最終検品中です。 特にお客様にも一番人気の山羊毛(ヤギ・仕上げ用)ブラシが一番時間がかかります。

一般的には植毛して毛先を整えて終了のようなのですが、江戸屋さんではこの後更にブラシ自体をブラッシングします。

ブラッシングをすることで、毛に絡まっているゴミや枝毛などの弱い毛を掻き出します。

毛が抜けずに快適に使って頂けるよう、ラストスパートの作業なのです。

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ブラッシングするとこんな風に弱い毛などがわぁ~と落ちてくるので、 これが出なくなるまで、おっしゃー!!と何度も何度もブラッシングします。

私も少しやらせて頂きましたが簡単そうに見えてこれがなかなか難しく、しかも腕の筋肉を酷使します。

少しでも早くブラシが仕上がるなら何でもやりまっせ!と常々思ってましたが、これはちょっとひよりました・・・。

長年やられているFさんも「頭を真っ白にして集中してやります」だそうです。

 

 

ど根性系作業その2は、持ち手の一つ一つの毛穴に注射器で接着剤を入れていくという、気が遠くなる作業。

これも毛を抜けにくくする為に、また持ち手の木の保護の為に必要な作業なのです。

 

他には、持ち手の木は湿度との戦いだというお話。

最初の段階では、持ち手は植毛される本体と蓋の2パーツに分かれています。

本体と蓋は作業の都合上、一旦離れ離れになるのですが、そうするとその二つの湿度がばらばらになります。

そして蓋はどの本体に付けてもいい訳ではなく、作られた時からこの本体にはこの蓋、というのが決まっていて、

絶対にその組み合わせでないとだめなのです。

 

再び本体と蓋が一緒になって、いざくっ付けるというぞ、となっても、お互いがいい具合の湿度具合になるのを待たなくてはなりません。

更に木も湿気が多いと割れたりしてしまうので、そのタイミングになるのがなかなか難しいそうです。

梅雨の季節は地獄だそうですよ。

 

その他にも細かい作業や微調整などがた~くさんありました。

一つ一つ丁寧に、妥協せず作られているのがよ~くわかって、大変勉強になりました。

 

 

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再度お読みいただき、ありがとうございます。

 

よい道具で大事な靴を磨くのは、楽しいです!

 

 

 

9/1より価格を改定させて頂きますが、

 

今後も江戸屋さんと共に、より良い商品をご提供できますよう尽力してまいりますので、ご理解、ご協力の程、何卒よろしくお願い申し上げます。

 

 

それでは、ブラシ係 小林でした。

 

※価格改定の詳細につきましては、前回ブログかNEWS&EVENTページよりご確認下さい。

 

written by brift-h brift-h

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