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2017年もありがとうございました。

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皆様ごきげんよう、世界ナンバーワン靴磨き職人こと長谷川です。

最近はすっかりブログの更新回数も減ってしまい楽しみにしてくださっている方には本当に申し訳ございません。

そうです、今読んでくださっているあなた様です。いつもご愛読ありがとうございます。

 

さて、月並みの話ですが毎年毎年一年という時間が経つのが早く感じる今日この頃。もう今年も終わりですね。

振り返ってみると1月にトランプ大統領が就任して、フランス大統領選はマクロンが勝利して、金さんはミサイル飛ばしまくり、国内は小池さんが希望の党を立ち上がったと思ったら自爆して安部さん圧勝して。。。。

なんだか世界中に新しいうねりが出てきて危険な香りがしだした一年でしたね。

 

靴磨きの世界も新しいうねりが出てきました。

5月にロンドンで名目上初の靴磨き世界大会が行われ、その他ロシアやスウェーデンなどでも国内大会が催されたりしております。

前回のブログでも書きましたが、ここ日本でも来年1月には初の靴磨き日本選手権大会が三越主催で開催されます。

世界中で靴磨きがちょっとしたブームになり、靴磨き職人という職業も再認識されていると肌で感じます。

 

この流れのきっかけとしては、インスタグラムの影響が大きいと思います。

美しく磨き上げた靴の写真をポストする靴磨き職人や靴磨きLOVERの方々がインスタグラム上でひしめきあっています。これは当店がOPENした10年前では想像もつかない状況です。

一方で、まだまだ靴磨きの事をあまり知らない方も沢山います。

僕もいろいろなところで靴磨きをする機会があるのですが、「靴ってこんなに綺麗になるの?!」「こんなに光るんだ!!」という反応はまだまだ多いです。

そこに僕がやらなければいけないことがまだまだ沢山あるなと感じます。

そのひとつに出版があります。

2016年6月に「靴磨きの本」(亜紀書房)というわかりやすく靴磨きのことをまとめた実用書を出して、靴磨きのことを知らない方にも始めやすいように意識して本を作りました。おかげさまで現在8刷累計3万部売れております。

そして今年9月に「自分が変わる靴磨きの習慣」(ポプラ社)という自己啓発本を出しました。これは僕が今までたくさんの方の靴を磨かせて頂き、靴磨きことで自分がどう変わるか?靴磨きを通して自己管理をはじめる術をまとめました。実用書ではなく、自分を磨きの意識が高い自己啓発本を読まれる方に靴磨きを知っていただきたく書いた本です。

最近貴乃花の息子さんの花田優一さんがご活躍されてますが、どんな方法であれその分野にスターが生まれればその分野が有名になりますよね。靴に興味ない人にも靴職人という職業が広く認識された一年だったのではないでしょうか。

ってなると僕がスターかという話に繋がりそうですが、んなことはなく、僕は本業からぶれないよう意識をしながら地道に革命が起きるように動いてます。戦略的にメディアには出ますけどね(笑)

最近思うのは「継続は力なり」は本当に大切だなと思います。

何かを続ける難しさは誰もが知るところだと思いますが、商売も継続していくことが難しい分、大きな価値があると思います。長く続けるには常に時代の変化やいろいろな変化に対応しながら形を変えていかなければいけません。強いだけでは残れないのはダーウィンの進化論によく例えられますが、靴磨きという商売も同じだと思います。

ほんと店のみんなが地道に頑張ってくれてBrift Hという店が継続できてありがたいと感じます。

来年は真面目に働こうとすでに気合が入ってます。

何年かに一度、まじめに働こうと思う年がくるのですが2018年はそういう年になりそうです。

つらつらと一年を振り返って真面目で退屈な文章を書いていしまいましたが、スタッフのみんな、お客様、お取引様、友人、家族、多くの皆様のおかげでこうしてまた新年を迎えられることに感謝して今年最後のブログを締めたいと思います。

来年も何卒宜しくお願いいたします。皆様よいお年をお迎えください!!!これから大掃除じゃ~!!

written by 長谷川 長谷川

靴磨き日本選手権大会2018 @銀座三越

今日は真面目なお話をいたします。

 

とうとう開催されます。

 

誰が日本で一番靴磨きが上手いのか?

 

そう、それを決める大会。

 

 

日本で初めての靴磨きの大会!!

 

 

靴磨き日本選手権大会2018開催ですっ!!!

 

 

 

そこで予選会をBrift Hで開催します。

 

まずは大会について、大事な内容なのでしっかり書いていきます。

 

【大会名】靴磨き日本選手権大会

【開催場所】 銀座三越5F

【日時】 2018年1月27日(土)大会実施、 1月28日(日)大会上位3名と審査委員特別賞1名の全4名で靴磨きエキシビションの提供(有料)

【運営、協賛企業】三越伊勢丹グループ、コロンブス、R&D、スコッチグレイン

【大会の意義】日本の靴磨き文化の発展と発信

【大会ルール】※2017年12月12日改定(まだ多少の改定もありえます。)

基本的には今年ロンドンで行われた「WORLD CHAMPIONSHIP OF SHOESHINE」を踏襲したルールで開催します。

制限時間20分、出場者全員が同じ両靴(スコッチグレイン社)を同じ道具(コロンブス社、R&D社)を使って靴磨きをしていただきます。磨き布のみご自身の物をご使用可能です。

※靴や道具についての詳細は決まり次第出場者にお伝えします。

評価基準は、磨きあがった靴の美しさの全体感、光沢感、磨いている所作と特別評価の4評価5段階にて審査します。

審査員は各協賛企業の代表者と有識者を含めた6名。

【出場者規定】靴磨きのプロ(プロの定義として、正業にしている方や靴磨きをするような仕事に従事している方。)

【大会の流れ】全12名で本選を行います。準決勝3グループ(4名ずつ)勝ち抜いた3名で決勝を行います。

【出場者の決定方法】今回は混乱を避けるために各協賛企業の推薦者の出場となります。

スコッチグレイン社、コロンブス社、R&D社から各2名ずつ選出。

長谷川の推薦で6名の選出を行います。

【予選申し込み方法】→長谷川推薦者枠のみ開催

以下2日間の日程で直接店舗までお越しいただきすぐに予選を行います。

12月15日(金)9時Brift H青山店にて受付 9時15分から予選スタート

12月20日(水)9時Brift H青山店にて受付 9時15分から予選スタート

予選のルールは当日ご説明します。また事前の申し込みの連絡はいりません。

※靴磨き道具は、布のみご持参下さい。

Brift H青山店で9時に直接でしか受付できませんのでご了承ください。

すべての方の靴磨きを拝見してから後日出場者決定通知を行います。

 

以上が大会ルールとなります。

今回の大会は日本でも初めてという事で、運営をしてくださる三越伊勢丹様と何度も慎重に協議しながら概要を決めていきました。

そこで一番の問題となったのが出場者の選出です。

プロだけでなく靴磨き愛好家の方も含めて行おうかという話も出たのですが、なにせ初めての試みゆえに収集がつかなくなり開催自体が中止になってしまっても本末転倒だということで、今回は各協賛企業の推薦者にて出場者を絞ろうという流れになりました。

ただそれでは日本中にいる靴磨き職人が縁故によって出場できなくなってしまう!ということで、今回出場者半分を独断で予選大会を行わせていただき僕が選出するという方式をとりました。

ちなみに今回の長谷川は、Brift Hの長谷川としてではなく、WORLDCHAMPIONの長谷川として今大会に携わっております。なので大会にも出場しません。

なぜなら僕は日本の靴磨き文化発展のために今大会を発起人として運営したいので、自分が出場するわけにはいかないからです。当日は解説、司会など行います。

 

というわけで、日本中で活躍中の靴磨き職人の方、またはまだ眠れる獅子の方々。

多くの方々が参加して大いにこの記念すべき日本で初の靴磨き大会を盛り上げたいと思っております!

誰にでも日本一になるチャンスはあります!!

初代靴磨き日本大会覇者への第一歩を踏み出してみませんか!!

 

きっと当日の会場は大勢の観覧者で埋め尽くされると思います。

ぜひ自分の雄姿を多くの人に披露していただきたいと思っております。

そしてこの情報を広く関係者の方々へ拡散をお願いいたします!!

 

まずは予選会でお会いできるのを楽しみにしております!!

written by 長谷川 長谷川

新刊「自分が変わる 靴磨きの習慣」ポプラ社

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皆様ごきげんよう。靴磨き界の大谷翔平こと長谷川です。

靴磨きと軽妙なトークという二刀流を武器に靴磨き界を闘ってきましたが、この度とうとうMLS(major league shoeshine)へ移籍が決まりました。

今まで所属していたBrift Hからニューヨークを拠点に活動する靴磨き店Leather Spaに移籍いたします。

移籍金は100億円。これで当分Brift Hの運営も自転車操業から抜け出し安泰になるので今後100年間くらいは無料で靴磨きを提供いたします。

さあ!靴磨きに関心のなかった皆様もぜひBrift Hへ!!!

 

 

 

というわけで冗談は顔だけにして。

 

久しぶりのブログでお伝えしたいのは、この度僕自身2冊目となる本を出版しました。

その名も「自分が変わる靴磨きの習慣」

 

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さっとひと拭きから人生が動き出す。

ということで、初の靴磨き系自己啓発本です。

 

 

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僕自身が靴磨き職人として生きてきながら多くのお客様と接してきて、靴磨きをすることでどう人生が良くなっていくかを学んだきました。それを今回の本にまとめました。

一番読んで頂きたいのはまだ靴磨きをしてない方。これからしようと考えている方です。

※って、このブログを読んでいらっしゃる方々はかなり靴磨きの意識が高い方々ばかりですよね、すいません。

 

ずっと言ってますが、僕のテーマは生涯「日本の足元に革命を」「世界の足元に革命を」です。

そのために日本国民が世界一足元美しい国民になるためにまだまだ頑張ります!!!

 

その想いもあって、最近いろいろな地域で靴磨きをしています。

お店で靴磨きをしていると日本中からお客様がいらして頂けるので大変ありがたいのですが、僕自身がいろいろな場所へ行くことが多いようで少ないのでこれから増やしていこうと思っております。

先週末は大分へ行ってきました!

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大分では「山村製靴店」さんというビスポークシューズのお店で靴磨きをさせていただきました。

生粋の大分生まれ大分育ち、大分で靴作りを学ばれて大分のオシャレな皆様に愛されている靴屋さんです。

 

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ラストもたくさん。

オーナーはその名も山村さん。

http://www.yamamuraseikaten.com/

この道11年。とっても楽しい方です。

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美しい靴です。ローファーとフルブローグ。

月に3足しか作れないので今現在は2年待ち状態です。

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おされなショップカードです。

当日は朝9時~18時まで昼食休憩以外は30分単位でがっつり予約で埋まってまして満員御礼状態で感謝感激でした。

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こんな感じで特設カウンターを作っていただきました!

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こちらはお二人目のKoji Yamamura製のサイドエラスティック。

美しいですね~。

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当日大活躍だった王蟲。

改めて見ると可愛いですね~(^^)

なぜ王蟲君がいるかは謎ですが(笑)

 

これからも日本中、沢山の皆様の靴を磨かせて頂きたいのでご希望がある地域の方はお声掛けください!

たくさんの方に靴磨きの素晴らしさを伝えるためこれからも頑張ります!

written by 長谷川 長谷川

FROM FIRENZE

Category|イベント・お知らせ

STEFANO BEMER TRUNK SHOW!

ご無沙汰しております。山地です。

先日STEFANO BEMERのアクセサリーのトランクショーを行いました!

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今回いらっしゃって下さったのは職人の井俣さん。そして長身で男前のフィレンツェ人フィリッポさん。

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そしてなんと今回は!

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このトランクショーのために井俣さんがレザーブレスレットをデザインして下さいました。付随されているバックルは、ベーメルのモンクストラップで実際に使われているバックルです。若干数お店に売っておりますので気になる方はお早めに!

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また来年もトランクショーを行う予定なのでお楽しみに!

 来年はもっと早めに告知させて頂きますので宜しくお願い致します!

 

 

written by brift-h brift-h

Brift H Shoeshine coat発売&Paul smith spaceでのワークショップのお知らせ

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皆様ごきげんよう、世界一の靴磨き職人こと長谷川です。

最近は世界一になり仕事が忙しいだけでなく政界からも声がかかりまして、いま新党の立ち上げに尽力しています。

僕が党首として「足元ファーストの会」の立ち上げようと思っております。

「足元から日本を元気に!」をモットーに一億総ピカピカ社会を実現していきます。

長谷川講演

我ら足元ファーストの会のマニフェストとしては、革靴の最大の敵である「満員電車で靴を踏まれる」の撲滅です。条件を満たした輝いた靴を履く方は光沢車両へ乗車していただき踏まれることがないよう快適な通勤をかなえます。

また全国の女性のピンヒールが道路の溝や穴にはまってしまわないよう、道路を全面見直し。

そのほかに全国の小学校、中学校での靴磨きの授業を義務化。靴磨き職人の講師派遣も行います。

きちんと靴をお手入れして長く愛用する方には靴磨き手当の支給も検討。

足元から日本を見つめなおす党として足元ファーストの政策で日本をより活性化してまいります。

皆様の清き一票をどうぞ宜しくお願いいたします!!!

 

というわけで、冗談は顔だけにして。

 

最近はお店にいれる時間が少なくなり、外でセミナーやイベントなどの仕事をする機会が増えて、ありがたいと思う一方、お店で楽しく靴磨きできないのがとても寂しい今日この頃。それでも今月は13日間はお店に立って磨いているので一日一日を最高のパフォーマンスが出来るようしっかり仕事をしていこうと思います。

 

これまで6月末から行った英国研修のブログが続いてきましたが、今回からまた気分一新して色々と書いていきたいと思います。

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まずは9月16日~9月24日に開催する【Brift H shoeshine coat launch & eesett&co popup 】についてです。

 

当店が開店して記念すべき10年目に入り、ずっと作りたくて企画していた職人が着るシューシャインコートがとうとう出来上がったので発表&20着ほどですが販売をします。

 

今回Brift H shoeshine coatを手掛けて頂いたのは、eesett&coの中澤淳明氏。

ブランドが立ち上がった時からのファンで、毎回展示会には顔を出して服をオーダーして一番よく着ているブランドです。クラシックなテーラリングをベースにパンクな要素が入った服は最高にかっこいいです。

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【eesett&coとは】

デザイナー:中澤淳明 

宮内庁御用達の上原洋服店にて6年

SavileRowの老舗 Denman&Goddardにて3年

ビスポークでテイラーリングとカッティングを修行

AlexanderMcqueen勤務

Grenfellのデザイン、パターン制作

2013年イイセットアンドコー設立

 

前々から職人たちが作業する時に着る制服(コート)をいつか作りたいとずっと思っていたのですが、よくある普通のショップコートのようなものにはしたくなかったんです。

Brift Hは路上の靴磨きから生まれた店です、その創業時のパンクな想いを大切にしたくて上品にきれいなコートを作るイメージが湧きませんでした。

「路上で孤高の靴磨き職人が羽織っているようなコート。」

そういうコートを作りたいと考えたときに自然と中澤氏にシューシャインコートの依頼をしていました。

実はわたくし、一足先にロンドンに着て行ってました!これで靴磨き世界大会に挑んだのです!!

長谷川インロンドン

【SHOESHINE COAT  (H アッシュ)】

 

路上で冬は襟を立て夏は腕まくりをして粛々と靴磨きをしている孤高の職人が着ているコート。

 

仕様はスプリットラグラン、エルボーパッチ、ウエストベルトと合計6個のポケットが付いている。

外側の腰ポケットは2重にしてマチを付ける事により強度と容量を確保する。

内側の左右の腰ポケットにはウィスキーボトルが入れられる大きさになっている。

フロントは釦が靴に触れたり引っかかったりしないように比翼仕立てで、袖口は2段階にまくれる仕様になっている。

センターベントの釦を開閉して可動域を変えられる。

 

ここで写真にてこだわりのディテールをご紹介します。

 

(1)全体像 肩は前から見るとラグランですが後ろは通常のアームラインが入る特殊なデザイン。

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(2)腕をまくると切り返しの布がアクセントに、もう一まくりするとボタンで留められます。職人の作業によって変えられます。

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(3)背中にはベルトがあり、可動域の調整が可能。

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(4)胸元には斜めに入ったパンクなジップ、胸のBrift Hロゴは販売用は入りません。

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(5)左胸の下のほうにはふっくらとマチのあるポケット、ベージュの布がアクセント。

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(6)Brift H×eesett&coのダブルネーム。このためだけにタグ作りました。

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( 6 )女の子サイズもあります!S,M.Lの3サイズ展開。写真はTHE BAR by Brift Hのしまちゃん。

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このshoeshine coat発売に合わせて、eesett&coとして東京で初となるPOPUPを開催します。

過去のアーカイブの販売も一緒に行います、9月16日はデザイナーの中澤氏も在店いただきます。

 

気に入ってかっこよく着てくれる方がいたら良いな~と思います。

皆様どうぞ宜しくお願いいたします。

 

 

そしてもう一つ告知!!

今回初めてPAUL SMITHとお仕事をさせていただくことになりました!

しかもPAUL SMITH SPACEというPAUL SMITHの世界観が一番楽しめるオシャレな一軒家のお店です。

ポールスミスの中でもこの店舗を別格ですよね、ポールスミス氏のアート好きとしての人間性をもろに感じれる空間です。

ここで9月23日(土)に14時~15時の一時間無料のワークショップを開催します。

定員15名で開催します。事前予約制なので参加したい方はポールスミススペースへお電話でお申し込みください。

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PAUL SMITH SPACE

東京都渋谷区神宮前5-46-14

03-5766-1788

※Brift Hからもそんなに遠くありません!

 

きっと今高級な靴を履いている方の中で、ポールスミスで本格的な革靴のスタートをきった方は多いのではないでしょうか。今もなおクロケット&ジョーンズとの蜜月は続き数々の別注品を出していますし、2012年にはジョンロブ×ポールスミスが出て一部で異様な盛り上がりがあったのも記憶に新しいです。

英国ブランドとしてここ日本でファッション好きを多く生み出した偉大なブランドであることは間違いありません。

 

今回初めてのイベントですが、ぜひ多くの方に遊びに来てもらえたら嬉しいなと思っております。

 

詳しくは

http://paul-smith.co/qQDkkI

をご確認ください。

 

それでは告知ばかり、宣伝ばかりで恐縮ですが皆様どうぞ宜しくお願いいたします!

 

 

 

written by 長谷川 長谷川

イギリス研修 ~イギリス雑感~

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お久しぶりです。ボーラーハットがBrift Hイチに合う男、北見です。

イギリス研修からもうすでに二か月程経ってしまいましたが、まだまだこのネタで引っ張ります。

日々毎の内容についてはもう既に皆が書いてくれたので、イギリス研修の雑感を徒然に書いていこうと思います。

 

1、トランジットありのフライトには要注意

イギリスに到着した途端、最大にして最強のトラブルに遭いました。

なんと自分のスーツケースが出てこない。

ベルトコンベアーの上には見当たらず、もう既に到着したスーツケースは全てベルトコンベアーの上を流れている…

ベルコンの周りを3周くらい確認しながら回りましたが、自分のスーツケースはどこにもありません…

これが所謂ロストバッゲージか…

取り敢えず窓口に行って預けた荷物の№を伝えると、まだ北京にあるとのこと。

今回のロンドン行は羽田-北京―ヒースローと北京経由で向かったのでした。

スーツケースは明日以降、宿泊している宿に届けられるとのことでしたが、着替えも何もありません。

仕方なくロンドン地下鉄の路線図のTシャツと英国国旗のパンツを土産屋で購入。いきなり変なお土産を自分に向けて購入と相成りました。

ネタが出来た!!と心のどこかで喜びつつ、皆のスーツケースが揃っている中、自分一人でぽつねんとスーツケースを探2しているのはちょこっと悲しいものでした。

今後は手荷物の中に一日分の着替えは入れておこうかなと。

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2.ノーザンプトンに行くには下調べが重要

靴好kいとして、イギリスに行くならば勿論行きたいノーザンプトンのファクトリーアウトレット。

ロブ、グリーン、チャーチにトリッカーズ。今更いう必要はないですが、英国ブランドの名立たるファクトリーが集まった町、ノーザンプトンはロンドンから電車で一時間~一時間半位程、北にあります。

ロンドンのユーストンという駅からノーザンプトンへ向かうのですが、この電車のチケットには早割があります。

当日にチケットを買うことも勿論できますが、早割だと全然安い。ちょこっと安いではなく、全然安いです。

また出発時間によっても値段が全然違います。航空機のチケットとほぼ同じ感覚ですね。

更にファクトリーアウトレットはブランドによって土日はお休みだったり、金土しか開いていなかったりとまちまちです。

様々なファクトリー間も歩いては行けない距離ではないけれど、徒歩30分とか掛かります。

営業時間も大体が9時~5時とオープンもクローズも早いです。

なのでノーザンプトンに行くには下調べをしっかりと行い、安く確実に行けるようにするのがベストです。

勿論、移動はタクシー一択。

ロブやグリーンの高級靴の紙袋を持って歩いても、ひったくりにあうような怖さは全くない街(現地の人に道を聞いた際には、ブランドの紙袋を見て、「良い靴かったね」ってサムアップされるくらいフレンドリーでした)ですが、移動時間を考えるとタクシーが良いです。

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3.ポケットwifiはあると便利

というか、無いと不便極まりないです。自分は現地のNTTにあたるBTという電話網のwifiを登録して使ってみたのですが、設定のせいなのか自分の回るエリアのせいなのか全然wifiポイントに出会えず、一週間で三千円も支払ったのに全くの無駄でした。ホテルのwifiも無料ではなく24時間で5ポンド。これも一度使いましたが、実際にwifiを使いたいのは街中での移動時なのであまり役に立たず(ってか24時間、宿にこもるわけないのに何で支払った…)。

移動時にグーグルマップを見たりして調べることを考えると、ポケットwifiは持っていけばよかったなぁと思います。

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4.イギリスの食事は美味い

イギリスの食事と言えば「不味い」が定説となっていますが、今回の研修では現地に留学中のお客様にアテンドして頂いたお蔭で美味しい食事にありつけました。

但し、どこも量は多いです。すごく多いです、美味しかったので全て食べつくしましたが。

行ったお店は美味しかったので以下に紹介します。

○「WINDMILL MAYFAIR」サビルロウからすぐ近く。ってことはジャーミンストリートからも勿論近いですね。シチューとポットパイの店です。ここはホントに美味しいです。付け合わせのマッシュポテトwithグレイビーソースも最高。ケーキは非常に甘めです。いつも混んでいるようなので予約がお勧め。

The Windmill - Mayfair, London W1.

 

○「Poppies」Old Spitalfields Marketの近くにあります。フィッシュ&チップスのお店。フロアマネージャーが余りにも気さくなのでいきなり打ち解けます。美味しい上に面白いです。マネージャーと仲良くなって、何故か途中で僕らのテーブルに60才過ぎのオーナーが同席して更に盛り上がりました。フィッシュはとても大きいです。自分はラージサイズを食べましたが、普通の人ならミディアムサイズで十分かもしれません。

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○「WHITE ELEPHANT」ノーザンプトンでたまたま入ったパブ。ジョンロブのファクトリーアウトレットの近くです。ここのマッシュポテトwithグレイビーソースもとても美味しかったです。店内も靴作りの町のパブらしく、昔の靴作りの写真があちこちに飾ってあって素敵でした。ノーザンプトンに行く際は是非。

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駅のカフェにあるサンドイッチなども多少パンがパサついてるかな?くらいで、日本のコンビニのサンドイッチと大差はないと思います。

自分にはイギリスの食事はとても合いました。

 

また長々と書いてしまいました。今回の研修ではエドワードグリーンでの工場見学やフォスター&サンでの靴磨きなどの仕事上での経験、自分の趣味のヴィンテージ物の買い物など、とても素敵な時間を過ごすことが出来ました(反比例で財布がとても軽くなりましたが…)。

ロンドンは何度も訪れたい街ですね。

 

written by brift-h brift-h

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