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第三回 Crevaleathco Trunk Show!!

皆様お久しぶりです。

山岸でございます。

 

今回のブログでは、いよいよ明日から開催のCrevaleathco Trunk Showのお知らせをさせていただきます!

 

 

昨年2月の初回から大変好評をいただいており、当店でも定期的に開催しているのでご存じの方は多いかと思いますが、

改めてCrevaleathcoについて紹介したいと思います。

 

 

~Crevaleathco(クレバレスコ)~

革職人 西森氏による皮革製品ブランド。

ブランド名は、

”Craft” ”Renovation” ”Leather” ”Communication” の4つの単語からの造語

使い手との対話の中から、より洗練された製品を手仕事によって作り出すという西森氏のスタイルを表している。

 

 

Crevaleathcoの製品はすべて西森さんのハンドステッチで縫われており、細かな手仕事のおかげで丈夫で使いやすい革製品が生まれているのです。

 

 

 

そんなCrevaleathcoの過去2回のTrunk Showでの、皆様のこだわりの詰まった素敵なオーダー品の一部をご紹介いたします。

 

 

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こちらは、ロングジップウォレット。

外装には傷なども目立ちにくく丈夫なシボ側を使用し、背あてとジップの持ち手にはアクセントで藍染クロコダイルを。

内装にもワンポイントでクロコダイルを使用することで統一感のある仕上がりになっております。

 

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続いてこちらは、クラッチバッグ。

上品なグレージュのボディーに、贅沢にあしらったリザードの背当てが効いていて素敵な組み合わせですね。

 

 

 

こんな風に色や素材をふんだんに組み合わせて自分の色を思いっきり表現するのもかっこいいです。

 

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革の素材や、色、それらの組み合わせで幾通りもの個性を表現できるのはオーダーの醍醐味ですね。

 

 

 

 

さらに今回のTrunk Show では、新しくブリーフケースもご注文いただけます!

 

 

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今までバッグはクラッチバッグ2種のみの展開でしたが、お客様からのご要望も多く今回新たに加わりました。

大容量のブリーフケースはお仕事用のカバンにもピッタリではないでしょうか。

作りは至ってシンプル。しかし、Crevaleathcoの技術が集結したバッグにはやはり風格があります。

 

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素材次第で全く違った表情を見せてくれると思うと、オーダーしたくてたまりません。。

大きいからこそ素材も選びがいがありますね!

 

 

 

 

 

そしてこちらは、山岸的おすすめ商品。

マネークリップ付きウォレットです。

 

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必要最低限の機能に絞り込み、スリムでスマートな仕様になっています。

キャッシュレス化が進む現代においてこういった、”かさ張らないお財布”をお探しの方も多いのではないでしょうか?

これなら、スーツのポケットに入れても全く気になりません!!!

 

 

 

 

どうでしょう。Crevaleathcoの製品気になってきましたでしょうか。

 

もっとたくさんの製品をご紹介したいのですが、とても紹介しきれません。。

というのも今回ご用意したのはなんと全部で19型!!!

見ているだけでもワクワクするので気になる方はぜひ店頭でサンプルをご覧くださいませ。

 

 

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最後に、ここまで読んだくださった方に朗報です!

今回のTrunk ShowにもBrift H限定のスペシャルな素材として、藍染クロコダイルをご用意いたします!!!!

 

クロコダイルは規制の厳しさなどから、年々希少価値の上がっている素材です。

さらに藍染のものは流通数も圧倒的に少ないため、レア中のレア素材

そんな希少な革を、自分の好きなようにオーダーで使える事はそうそうありません。

 

 

期間中はいつでもご注文いただけますが、

藍染クロコが気になる方や、オーダーについて職人の意見を聞きたい方は、オンラインで西森さんとお繋ぎして直接お話を伺えますのでご予約いただきますようお願い致します!

 

 

それでは!

 

皆様のご来店、心よりお待ちしております!!

 

 

 

Crevaleathco Trunk Show

@Brift H Aoyama

2021年8月7日(土)~8月15日(日)

期間中はいつでもご注文いただけます。

※西森さんと直接ご相談したい方は、オンラインでお繋ぎできますのでご予約をお願い致します。

 

 

written by yamagishi yamagishi

ネット予約スタート

Category|イベント・お知らせ

皆様、こんにちは。

 

 

Brift Hの稲田です。久しぶりにブログ登場です。

 

 

連日物凄い暑い日が続いていますね。まさに夏本番!

 

 

熱中症に気を付けて、水分補給をしっかりしながら元気に過ごしましょう。

 

 

 

さて今回はタイトルにもあるように、カウンター磨きのネット予約を8/4(水)からスタート致します!!

 

 

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こちらからアクセスしていただくとご予約可能です!

 

 

 

営業時間外でのご予約も可能でございます!!

 

 

 

登録していただくと二回目以降は自動で入力されます!

 

 

 

レギュラー、シニア、長谷川磨きの中からご希望のメニューを選べ、個人個人の時間帯ごとの予約状況も確認できます。

 

 

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今回新しくカウンターでのバッグケア・ウォレットケアのメニューも追加致しました!

 

 

 

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ネット予約頂いたお客様には、特典として靴ひも交換orプレゼントを差し上げます。

(特典はお客様一回限りでございます。)

 

 

 

 

 

この機会にぜひ、お気に入りの職人を見つけてください!!

 

 

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スタッフ一同、皆様のご来店をお待ちしております!

 

 

 

稲田

written by 稲田 稲田

「When」×「Brift H」受注会!!

Category|イベント・お知らせ

皆さまこんにちは。 BriftHの新井田です。

外出や毎日の通勤。

当たり前だった事が難しくなり、変化や対応に追われる日々。

同時に新たな価値観や進化を感じたりする今の世の中。

 

皆様は如何お過ごしでしょうか?

 

わたくし自身は靴磨きへの愛は時代にとらわれず

常に変わらないなあと、磨きながら心落ち着く瞬間に浸っております。。

気づけば今年も折り返し手前ですね。あっという間です、、、。

 

そう、、、ちょうど1年前、、、

 

新進気鋭のビスポークシューメイカー「when」とのタッグを組み初の受注会を開催致しました。

実はイベント後も約1年間、わたくし新井田が工房へ通い続け、またバージョンアップをして今回受注会を開催致します!

×

「靴職人」「靴磨き職人」のタッグ

挑戦をテーマに、お互いが良い形で融合した靴作りを目指しています。

今回はラスト(木型)づくりから、イメージを2人で作っていきました。

 

新井田が発想し、靴職人の小林が形にしていく。

わたくしの実現不可能な突飛な想像を笑顔で木型に鉛筆を走らせる。

その繰り返しから始まります。

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不可能な事と可能な事を押し問答しているうちに、不意に収まりの良いデザインが落ちてきます。

最終、わたくしは工房から離れて、職人小林が集中をして書き上げて完成形へと進化します。

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今回新たに製作した木型last02.

完成形がこちら

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丸みのあるラウンドトゥです。

Last01.からより丸みを持たせてカジュアルシーン向きの木型を製作しました。

ハンドソーンならではのフィッティングと履き心地で、

靴好きなら知らない人はいない!石川県金沢から全国的知名度を誇る「KOKON」さん

ハンドメイドラインも手掛ける中で培われた、職人小林の良さが詰まった1足です。

 

ヒール形状、踏まずの支えと甲の抑えを中心としたフィッティングで、
ボールジョイント(横幅)には負担をかけずに
ジャストフィットと感じる独自の設計がなされています。

 

ローファーでも足に吸い付く感触。

履き始めからヒールが足についてくる。。。

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model/dean/Plain toe

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Blind long wing

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U-tip

ラウンドの木型を生かしたデザインを軸に4パターン製作しています。

つづいて、前回製作したLast01.がこちら

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model/cuttle/Slip-on

BriftH 別注モデル cuttle(カトゥル)

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model/Margaux/Cap toe

Whenオリジナルモデル Margaux(マルゴー)

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model/d’Yquem/Plain toe

Whenオリジナルモデル d’Yquem(ディケム)

 

ブログだけでは載せきれず、、、2種類のラスト合わせて14種類御座います。

独特な曲線と自然体なシルエットは、どんな場面でも履きたくなる柔らかい雰囲気をもっています。

 

実は夫婦で工程を分け製作している

「when」

色んな感性が加わったこれからも目が離せないシューメイカーです。

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~プロフィール~

「When」

代表 小林晃太   製甲担当 小林実咲

高校卒業後、エスペランサ靴学院にて靴作りを学び20歳から自身のビスポークシューズを手掛け始める。現在26歳(1994年生)

2018年4月より金沢KOKONの新ラストの開発をスタート。

昨年、満を持して金沢KOKONにて新ハンドメイドライン「kingston」を発売。

現在は東京都千代田区にて工房を構え、自身のビスポークブランド「When」を夫婦で運営。

 

〜「When」×「Brift H」受注会〜

 

5/24(月)〜5/30(日)開催

(5/27 木、5/29 土、5/30 日 )靴職人小林来店予定)

アポイント可 1時間程度

 

-bespoke (フルオーダー)-

Price ¥275,000〜

 

-MTO(9分仕立て)-

Price¥176,000(税込) シューツリー付

(木型修正、革代は基本込)

※パーフォレーション追加、エキゾチックレザー、コードバン等は別途アップチャージが必要です。

 

納期 4ヶ月

 

「last.01」
1.ストレートチップ
2.ホールカット
3.プレーントゥ(2アイレット)
4.Uチップ
5.サイドエラスティック
6.イミテーションキャップトゥ
7.ブラインドブローグ
8.スリッポン
9.Tストラップシューズ
10.レイジーマン

「Last.02」
1.プレーントゥ
2.Uチップ
3.ブラインドロングウィング
4.ローファー

当店Instagramにて詳しくご覧になれます。

※サイズ展開は4 1/2〜9まで

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アポイント、お問い合わせはBriftH青山まで

Brift H(ブリフトアッシュ)

TEL 03-3797-0373

written by niita niita

Hitchman Trousers Club TRUNK SHOW !!

Category|イベント・お知らせ

春の訪れを感じる暖かい日が多くなってきた今日この頃。

気持ちのいい日差しに包まれると、心まで晴れやかになりますよね。

 

『天気って不思議だ。ただの空模様にこんなにも気持ちを動かされてしまう。』

__ by天気の子 __

 

お久しぶりです。Brift Hの晴れ男上別府です。

 

早速ですが、本日は皆様に四月のイベントのお知らせがございます!

【Hitchman Trousers Club TRUNK SHOW】

インスタグラムや店頭で告知を行っておりました、国内初の新しいトラウザーズブランドのトランクショーです。

有難いことに、国内ブランドデビューを当店でお披露目していただける運びとなりました!

早速どんなブランドなのかご紹介していきたいと思います。

Hitchman ロゴ PDF1

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【Brand concept】
Hitch・・・拗らせる(こじらせる)の意味。
Hitch man・・・造語で拗らせた奴。
「こだわり」「追及」といった、良い意味でファッション的に拗らせた方々に、新たに提案するオーダートラウザーズブランド。

履き心地はもとより、シルエットやデザイン、仕様まで幅広くご提案をさせていただきます。

一方的にデザイン・ディテールをご提案するのではなく、お客様と一緒に考え、お客様のご要望を実現いたします。

既製品にはない、お客様にとっての「拗らせ」を実現する唯一無二のパーソナルなトラウザーズブランドです。
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通称ヒッチマン。

生産背景は日本製スラックスに拘り、ビンテージから現行のものまで有名無名関係なく、スラックスに適した
高品質な生地のみをセレクトしています。

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画像の他にも10冊ほどバンチのご用意がございます!

中には玄人好みのものや、一本分しかないヴィンテージ生地もご用意しておりますので、是非店頭でご覧ください!

 

そしてヒッチマンを語る上でもう一つ重要なのが、ロゴにも記載されている

【Factory Bespoke】について。

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Factory Bespokeとは?

 

現状国内のスラックスに関しては大まかに分けて、
①既製品②パターンオーダー③メジャーメイド(イージーオーダー)④ビスポークの
4種類に分かれています。

色々と拘って自分に合った服をビスポークで作りたいけれど、納期も長いし価格も高いしなぁ・・・

と思ったことはありませんか。

 

そこでヒッチマンが納期と価格を抑えることを実現するために新たに生み出したのが「ファクトリービスポーク」という仕組みです。

ファクトリービスポーク
股上やタック数など細かい変化をつけたゲージを複数用意し、
それらを組み合わせてお客様とのイメージを共有し、仮縫いに近いフィッテイングを行います。

お客様毎に型紙を作成(※一般的なビスポークと同様)。
指定工場が縫える範囲であれば補正限界はなく、ゲージとは異なるデザインにすることも可能なので、
よりパーソナルなご要望に応えることができます!

仮縫いフィッティングを保険として用意するのではなく、ゲージを使用し省くことで低価格化と納期短縮を実現するために辿り着いたのが「Factory Bespoke」という新しいスタイルなのです。
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なんだかワクワクしませんか。

ワクワクが止まらんぞ。

ということで。

早速着用画像を見ていきましょう。

 

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まずは全体写真。

全体のシルエットは太めなのですが、角度によってスッキリとした印象も与えるのは当店代表の長谷川特有の仕様。

使用する生地によってはだいぶ印象も変わりそうですね!

※画像の生地は葛利毛織のタスマニアトロピカルを使用しております。

 

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【仕様】

・2インプリーツ・持ち出しロング(ベルトレス)・サイド尾錠

クリーズラインがスーっと綺麗に落ちています。とても美しい。

 

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【Back Style】

ヒップラインが、たるみなくキレイに収まっているのがわかります。

既製品や、サイズの合っていないものですと、このようなキレイなラインは出ませんよね。

beautiful.

 

 

続いてレディースのご紹介です!

どうしてもメンズの印象が強いオーダーファッションですが、ヒッチマンは女性にもお勧めです!

画像をご覧ください。

DSC_0541サイド尾錠で腰回りをスッキリと。

 

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どうですか。

ここまでクラシカルなレディースパンツなかなかありません。

シルエットはもちろん、収まりもよく、めちゃくちゃカッコいい・・・

本格派のスラックス、一本は持っておきたいものです。

店頭にサンプルもございますので、この機会に是非手に取ってご覧ください。

※今回のトランクショー期間中の採寸に関しましては、男性スタッフによる採寸となります。

女性スタッフによる採寸をご希望される方は、日程を調整の上オーダーをお受付いたしますので、お気軽にご相談ください!

 

 

TRUNK SHOW期間中は、職人一同ヒッチマンを着用してお待ちしております!

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Hitchman Trousers Club TRUNK SHOW

For ladies & gentlemen
4/21.(Wed) – 4/29.(Thu)
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※4/24(Sat)・4/25(Sun)・4/29(Thu)の三日間は、代表兼職人の小堀氏が店頭にいらっしゃいます。
御予約のお客様優先となりますが、ご相談等ございましたらお気軽にご来店ください。

※上記の三日間以外につきましても、小堀氏とのアポイントを調整いたしますので、お気軽にお申し付けください。
オーダーご希望の方は、Brift H青山本店までお問合せくださいませ。

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【Price】

Factory Bespoke ¥39,000+ tax ~

※納期約1ヶ月

 

Factory Besopoke(仮縫付き) ¥59,000+ tax ~

※納期約3カ月

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【Contact Us】
Brift H青山本店
☏03-3797-0373

 

それでは、皆様のご来店心よりお待ちしております!

 

written by 上別府 上別府

“Crown Clown” Bespoke Panama Hat !!!

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お久しぶりです。

山岸でございます。

 

最近は大分暖かく春めいてきましたね。

天気のいい日も多くて外に出かけたくなる日々が続いています。

 

さて、今回は皆様にお知らせがございます!

来る3月26日㈮〜28日㈰

ご存知Crown Clownオーダー会を開催いたします!!

 

昨年の10月に開催した際にはフェルトのハットを沢山の方にオーダー頂き、ハット文化という物がより身近に感じていただけたのではないでしょうか。

 

今回は夏に向けて、パナマハットのオーダー会でございます!

 

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パナマハットって何となく夏の帽子のイメージはありますが、具体的にはどんなものなのか分からないって方も多いと思います。

 

今回のブログは、パナマハットについて少しお話しいたします。

 

実はパナマハットは「パナマ」ではなく、その多くは「エクアドル」で生産されています。

 

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何となく聞き馴染みのある「モンテクリスティ」はエクアドルの地名で、パナマハットの名産地なんです。

 

エクアドルにしか育たないと言われているトキージャ草(トキヤ草)という植物を原材料としており、細く割いた繊維を脱色や乾燥などを経て帽子の形に編み込んでいきます。

 

自然由来の素材であるため機械で均一に編むことが出来ず、今でも一つ一つ手作業で編み込んでいく昔ながらの方法で生産されています。

 

実は現地では多くが主婦や子どもたちの手によって編まれている、言わば「伝統工芸品」なのです。

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手作業であるが故に、一つ一つの表情が違ってまた魅力的ですね。

 

 

そうして古くからエクアドルで親しまれてきたハットは、20世紀にアメリカのルーズベルト大統領がパナマ運河訪問時に着用したことから世界的に「パナマハット」の名で知られるようになったのです。

 

こんな風にざっくりと歴史をたどるだけでも、とても興味深いですよね。

 

段々とパナマハットの世界に入り込んで来たのではないでしょうか。

 

今回のオーダー会ではパナマハットの素材や色、形を選んでいただき、自分だけのオリジナルのハットをお作りいただけます!

 

さらにビスポークならではのポイントが!

 

帽子を成型する際に頭の形にしっかりと合わせて作れるように、木型の作成を行います!

 

前回のオーダー会の時にご紹介したのでご存じの方もいらっしゃるかもしれませんが、「ベン」と呼ばれる頭の形を模した木型は靴で言うところの「ラスト」そのもの。

 

 

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足と一緒で頭の形も人それぞれ。一つとして同じ形はありません。

 

実は帽子のフィッティングは頭の形の影響が非常に出やすいのです。

「日本人はハットが似合わない」なんて思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか?

 

平均的に日本人の頭の形は丸に近く、ヨーロッパ人は楕円形だと言われています。つまりヨーロッパの方は前後に長く、日本人は横に広いのです。

 

それによって何が起きるかというと、、、

 

帽子をかぶったときにツバの倒れ方が違うんです!

 

縦に引っ張られると、、、

 

ツバが前後に落ちてスタイリッシュな印象に。

 

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横に引っ張られると、、

 

ツバが左右に落ちてあまりかっこよくは見えません。

 

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これが、日本人に帽子が似合わないと言われている要因にもなっているのです。

 

しかし、今回は何と言ってもビスポーク。

そのあたりはバッチリ対応してくれます!

 

頭の形の木型に合わせることによって、持ち主の方が被った時に一番キレイに見える状態で作成することができます!

 

 

靴も帽子も見た目のカッコよさはもちろん、しっかりと自分にフィットすると言うのが一番大切になってくるんですね。

ここまで細かくオーダーできるのはCrown Clownだけと言っても過言ではありません。

この機会を皆様お見逃しなく!!!

 

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Crown Clown × Brift H

Bespoke Panama hat Order

 

2021年3月26日(金)~3月28日(日)

 

Brift H Aoyama

 

Bespoke…  ¥110,000+tax ~

Ready made…  ¥60,000+tax~

 

 

お問い合わせはBrift H Aoyamaまで!

 

 

暑い夏に開襟のシャツを着て、パナマハットをサッと被って。

そんな夏の相棒を手に入れてみてはいかがでしょうか。

 

 

written by yamagishi yamagishi

【Arch Kerryオーダー会】青山店にて3月13,14日開催!!

皆様ごきげんよう、靴磨き界の千利休こと長谷川です。

最近はめっきり茶の湯の世界に片足を突っ込みはじめ、ずぶずぶと音を立てて沈んでいきそうです。

3年くらい前から定期的にお茶会には参加していたのですが、先日お茶を立ててみる?って言われてやってみたらあまりに面白くてお稽古をすることにしました。

それもこれも靴磨きの道へ通ずることとおもっての事なのでぜひこれがどう靴磨きに繋がってくるのか。楽しみにしていてください。

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さて、靴磨き道を歩むうえで色々な革靴と触れてきましたが、革靴好きが一度は通るであろう道があります。

それは”ヴィンテージアメリカ靴”です。

 

現代のアメリカ靴の代表格”Alden”や”Allen Edomonds”など武骨でしっかりとした肉厚感のある革靴とは違い、昔の(具体的には1960年代以前)のアメリカ靴はとってもドレッシーで繊細なドレスシューズが沢山ありました。

いまでは再現するのが難しい繊細なステッチや出し縫いをはじめ、現代では見られなくなったデザインなど古いのに新しい世界観がそこにはあります。

それはヨーロッパの靴文化とは違い、常に新しいものを取り入れて進化をしていくアメリカという国らしい靴づくりなのです。

 

ただそれも今から50年も前のこと。

デッドストックなどもありますが、これから履くとなると革がクラックしたりする恐れがあるのでなかなか実用で履くのは難しいのが悲しいところ。

もはやコレクションの領域ですし、そもそも自分の足のサイズにピッタリで好みのデザインのヴィンテージアメリカ靴なんてそうそう出会えるものではありません。

 

そんなヴィンテージアメリカ靴好きに救世主が突如現れました!!

それこそ今回Brift H青山店でオーダー会を開催するシューメーカー”Arch Kerry”です!

ビンテージアメリカ靴を元に、日本人の職人により作られる現代版ヴィンテージアメリカ靴!!もう僕みたいな靴バカには堪らない「ありそうでなかったブランド」です!

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なんだか完全に昔の靴箱ですよね!この雰囲気、どうやったら出せるんだろうと思って聞いてみたらロゴデザインをあの綿谷画伯がなさったんですって!

どおりでこの世界観が出せる訳ですね。Arch Kerry shoe for men….堪りまmen!!

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この稀有なブランドの創立者であられる清水川さん!生粋の靴好き靴業界ど真ん中の方で、神保町の老舗靴屋で長らくお勤めになられて2019年にArch Kerryを立ち上げられました。3月13,14日両日ともお店に立ってご対応してくださいます。

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ビンテージアメリカ靴を復刻した靴の数々、、、もう涎が垂れてしまいます。。。

せっかくなので少し触れてまいります!

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まずはアルゴンキン!!

AldenのVtipのデザインの祖です。1930年くらいに生まれたデザインとのこと。常にかっこいい間違いない名靴。

僕はアルゴンキンをコードバンでオーダーいたしました(‘◇’)ゞ

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かっこいいでしょ!!※自慢

コバの色をナチュラルにして、ステッチも白なのでカジュアル感もあって白いソックスとも相性良いです。

何より履き心地が抜群に良くて正直今まで履いた靴の中で一番です(*^_^*)

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このトリプルステッチがさり気なく超絶なキャップトゥ、これぞビンテージアメリカンっていう一足。

Arch Kerry特注のこの赤みのあるブラウンレザーがなんともカッコいい。デニムやチノパンに相性抜群ですね!

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これまた涼しげなメッシュが珍しいUウイングレイジーマン!

昔のアメリカ靴ではちょこちょこ見るメッシュですが、現代ではかなり珍しい仕様。夏にリネンのスーツに合わせていたらかっこ良すぎますね!

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そしてこれも今や珍しいけどビンテージアメリカ靴ではよくあったデザインのUウイング!!

アッパーに施されたダブルステッチがダブルで入っている辺りが絶妙なバランス。なぜ現代までこのデザインが残らなかったのと不思議に思う美しいデザインです。

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履いてみても美しい、、、現代のスーツスタイルにもバッチリ合うデザインです。

サンプルシューズなので光沢はありませんが、これを綺麗に光らせたら最高にかっこいいでしょうね。

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小窓に見えるは昔に実在していたんじゃないかと思うような織タグ。

このフォントの感じとか堪らないです。もう完全にオタク向けです(笑)細部までのこだわりが心打ちぬかれます。

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タンの裏のフェルトと言い、このインソックの形と言い、現代の靴にはないディテールばかり。

本当によくぞこんなブランドを作ってくれました!!清水川さんは偉大です!!この世界観はやりたくてもなかなかできませんからね!!

 

沢山のデザインサンプルの中からサイズ、レザー、仕様など沢山選べるオーダー会です。

 

というわけで、僕のArch Kerry熱は伝わったでしょうか?

完全に僕の公私混同、ただただ好きなので開催するArch Kerryオーダー会

3月13日、14日 12時~19時で清水川さんもご在店頂きオーダー承っております。もちろん見るだけ、履いてみるだけの方も大歓迎です。!!

ぜひこの機会を見逃さないようどうぞよろしくお願いいたします!

 

written by 長谷川 長谷川
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Brift H