靴カスタムのすゝめ
皆さんこんにちは、靴磨き会の錦織圭こと長谷川です。
靴磨きの4大大会である全米靴磨き大会にて、日本人として初めてファイナリストになり、惜しくも決勝でブラジルのストリート靴磨き職人、ピカルド・ポリッチョに負けての二位の表彰台は一生忘れられません。
次こそは、ブラシ100回転を決めて華やかに優勝を決めて見せます。
引き続きのご支援の程どうぞよろしくお願いします。ユニクロ様からもポロシャツならぬボロシャツの提供お待ちしております。
というわけで冗談は顔だけにして。
9月に入り一気に涼しくなってすっかり秋めいておりますが、皆様はどんな秋を過ごしてますか?
秋と言えばやはりファッションの秋ですよね。
一年でも一番ファッションが楽しい時期、洋服も靴もバリエーションを楽しめて幅も広がります。
昨日まで新宿伊勢丹のメンズ館で仕事をしていたのですが、各ブランドの洋服を見ていると久々にモードな服がかなり欲しくなってきました。
GIVENCHYのTシャツかっこいいな~と思って値段を見たら6万円!!撃沈。
さすがにTシャツに6万円はかけない!!というか、世の中高い物が本当に多くてショックでした。
普段シンプルな物を身に付けているのですが、時々ド派手な服とか欲しくなってくるのが、モードの魅力というか魔力というか。。。ともかく伊勢丹とかに行くと洋服って良いな~と心から思います。
でも最近自分の中ではまっているのがリメイク、カスタムです。
“余計な消費をしない。”
“今ある洋服や靴を大切に育てながら使えなくなるまで使う。”
これをモットーに生活しておりますが、ぜひ皆様にも商売とか関係なくおススメしたく思っております。
そこで、本日ご紹介するのは・・・・・・・・・・・・
” 靴カスタムのすゝめ “~ヌバック加工の巻~
です!
こちらはビンテージ品のBROOKS BRATHERSの黒のプレーントゥです。が、かなり古い物なのでアッパーがクラックだらけです。
角度を変えて見ると。
ちょっと寄ってみましょうか。
ググッと寄ると。
ここまで割れると流石に直すのは厳しいので、、、、
でもこのまま履くのもヒビ割れが気になるし。。。。
そこで、靴カスタムのすゝめ!
もうこの際ヌバックにしてしまおう!!
というわけで、今回は特別にちょっと手の内明かしちゃいます。
とか言いながら、当店のブログは同業者もかなり見ているので申し訳ございませんが、写真をちょっと加工しちゃいます。
はい!
既にかなり作業が進んでいる段階の写真ですが、左足の方がヌバック状にして染める前です。
※ちなみに、ヌバックとは?
表革(スムースレザー)を削って毛羽立たせたもの。スエードは(裏革)に対してヌバックは表革をスエード調にした加工です。
そしてこれは2回ほど黒の染料で染めた後。
その後、何度も染料で黒くしていき、最後に軽く裏技を使って完成しました!
近くで寄ってみてもこの通り!とても綺麗ななヌバックになりました。
【ヌバック加工 21600円】
人は十人十色。靴も十足十色。
この他にも、Brift Hならではの技術で靴をカスタム復活させます。
どんな靴でも無茶な希望もとりあえずはご相談ください。
そして残す所あと13日になったAUTUMN CAMPAIGNもお見逃しなく。
2500円で抽選券一枚!
一等 Church’s
二等 Rutherfords トングフォリオ
三等 江戸屋山羊毛ブラシLIMITED EDITION
が当たります。
10月17日には抽選発表会、BLACK FRIDAY with Ron Zacapaも開催です。
ぜひ生抽選会を美味しいラムを飲んで楽しみましょう!
秋を満喫していきましょう~!!
店長 長谷川