Before&ampAfter

BEFORE&AFTER > 革製品のケア、修理

  • 財布の四隅を【擦れ補色】で直しました。コバと呼ばれる革の切断面の塗装が擦れて無くなってしまっていたので、かなり近い色を作り何度も何度も塗装して補色しています。最後は財布全体を【財布ケア】で栄養補給をしています。栄養補給は無色のクリームをしっかり塗り込み馴染ませます。財布もケアや補修をこまめにするととても長くご愛用頂けます。

  • 長く愛用されているというベルト。革が剥がれてしまっているの部分は【剥がれ接着】でしっかり付け直し、【コバ補色】でベルトの切断面の色はげを直しました。最後に全体の栄養補給と補色を【ベルトケア】でしています。ちなみに補色に関しては顔料を調色して近い色を作り表面に塗布する方法です。靴以外の革製品には色付きのクリームで補色は出来ないのでこのような方法になります。

  • バッグの四隅が擦れて色が落ちてしまっています。皆さん抱える悩みですよね。
    こう言った場合は【四隅擦れ補色】にて似た色の顔料を何度も塗装を重ねて直します。靴と違いクリームで補色出来ないので、顔料を調色して塗装掛けるのです。
    最後にバッグ全体に無色の栄養クリームをたっぷり塗って栄養補給したら完成です。生まれ変わりました。

  • 仕事で沢山使っていたようで全体がかなり細かい傷が沢山ついています。【バッグケア】でも全体的に綺麗になりますがキズは消えません。とくに深く傷ついてしまっている所は白くなっています。その場合は【全体補色】でバッグ全体を塗装をします。革の表情を殺さないように必要最低限の量を表面に塗装し傷などを目立たなくしていきます。あまり塗装を厚くかけてしまうと合成皮革にような表情のない革になってしまうので要注意です。

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