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2013.02.19  Category| すべての記事

Ryota Hayafuji  特派員KYがお送りします。

ハローエブリワン!!
初めまして、Brift H特派員のミスターKYです!
私の本性は明かせませんが、Brift Hの動向を職人のみなさんに代わってお届けします!
これからどうぞよろしくお願いしますっぴ。
さて、初めてのミスターKYの記事は、先日行われた早藤良太さんの祝帰国!のビスポークお披露目会に当店の長谷川が行ってまいりましたので、その模様をお届けます。
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早藤良太さんの事を勝手に紹介させて頂きます。
はやふじりょうた
高校卒業後、職を転々とするが、音楽好きが高じて95年、渡英。一旦帰国、靴屋にて軍資金を稼ぎ、再び渡英、コードウェイナーズ・カレッジ入学。在学中にイギリスで五指に入るといわれるシューメーカー、ポール・ウィルソンに師事、卒業後に渡仏、パリのクロケット&ジョーンズの一切を取り仕切るディミトリ・ゴメスの元で研鑽を積む。04年よりタイ ユア タイの修理を担当、08年、ビスポークを開始、その後ドイツへ渡りオーソペディックを学び、この度日本で本格始動。

http://www.boq.jp/special/2006/sp_shoenintoiro/vol012/index.html

こちらの記事はとても面白いので是非ご覧くださいっぴ。
わたくしミスターKYはずっと早藤さんに憧れておりました。
その昔、早藤さんの印象と言えば、青山にありますイタリア服の名店、TIE YOUR TIEさんで靴の修理をされているとき、オールソールの値段がなんと10万円!!との伝説を聞いていたので一度は会ってみたかったのです、どんな方なんだと。
なので今回は長谷川についていったのです。
まずは早藤さんの靴の写真をご覧くださいっぴ。
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さすが、仏、英、独とヨーロッパ中で靴づくりをしているだけあり、どこの靴かわからないような独特の雰囲気が漂っています。
考えてみたら3か国で靴づくりを学んでいる方なんてなかなかいないのではないでしょうか。
フランス料理と、イギリス料理と、ドイツ料理を学んだシェフがいたとしたらどんな料理を作るのでしょうか?ん~興味深い。
この写真にはありませんが、ブラインドウェルトなるコバがほとんどないハンドソーン縫いも早藤さんの超絶的な技術の高さを覗えます。
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イベント中盤。
早藤さんが実際にどのように足を採寸するかデモンストレーションしてくれるということになり、ラッキーな事に長谷川が選ばれてました!ぴーーーー!!
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まずはコロコロと何やらスタンプのインクのようなものを塗っております。
これからこの道具の上に足を乗せて足型をとっていきます。
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片方づつ足を乗せます。
あくまで自然に立ち上がり、立っている足の外周をぐるっとペンでなぞっていきます。
長谷川さん、シャツ出てるよ。。。
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紙を見ると色が濃いところ、薄いところがあるのがわかりますか?
濃ければ濃いほど体重がその部分にかかっているという事です。
よーく見ると足の内側の方が濃くなっているのがわかりますか?内側に体重がかかっている証拠だというわけです。
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ラストの説明もしてくれました。
なんと木型を削る時に、足の裏も削ってアーチをサポートするようなくぼみも作れます。
これぞドイツで学んだ極み。。。。っぴ。
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左利きの為、左右の指の太さが全然違います。
これが本当の職人の手です。
もうこのブログを書いている今は、もうオーダー会は終わったしまいましたが、オーダーサンプルは原宿のOLD HATさんで見れますので、ご興味ある方はぜひ足をお運び頂けたらと思います。
OLD HAT TOKYO
住所 〒150-0001 東京都渋谷区神宮前6-28-5 宮崎ビル306
TEL (03)3498-2956
FAX (03)3498-2956
特派員KYがお送りしましたレポートはいかがでしたでしょうか?
今回好評を頂けなかった場合はリストラされてしまうので、皆様の熱い厚いご支援をどうぞよろしくお願いいたします。
っぴ。

written by

Brift H