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2010.12.01  Category| すべての記事

セント オブ ウーマン 

皆様ごきげんよう、靴磨き界のゲゲゲの鬼太郎こと長谷川裕也です。
今日も特別に仕立てた最高級のウールの黄色と黒の太めボーダーのチャンチャンコを着て、靴磨きをしております。
さて、冗談は顔だけにして。
早目にご連絡いたします!!!!

といいますのは、年末年始の営業のお知らせです。
今年は12月28日(火)~1月4日(火)までお休みいたします。

出来れば12月16日ぐらいまでに修理など時間のかかるものは是非お持ちになって頂ければ、今年中にお渡し出来ます。
一年の終わりに、靴への感謝と、これからもよろしくね。という想いを込めて、ぜひ綺麗にしてあげましょう♪
足元綺麗に新年を迎えましょう!!
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という訳で、流行語大賞が発表された本日、私はある素敵なパーティーに行って参りました。
ロールスロイス.jpg
ちょっと説明。(サイト文そのまま)

Art & Automobile
「辻厚成とロールスロイス」

日本を代表する東京陶芸家 辻 厚成の作品と世界最上級のロールス・ロイス・モーター・カーズの歴史的なコラボレーションです。
辻 厚成(つじこうせい)は、都内に窯を持つ数少ない陶芸家として、自らを東京陶芸家と称し独創的な陶芸活動を展開する一方で、「くつろぎ」を大切にする独自のライフスタイルを実践するアーティストとしても知られています。
ロールス・ロイス・モーター・カーズは、一切の制約なしに発揮されたクリエイティビティとエンジニアリング、そして、世界最高の車を作るという情熱を誇ります。ファントムとゴースト、これら頂点をなす2つのラインの各モデルは、それぞれ独自の個性を持ちつつも、ロールス・ロイスに期待される力強い存在感を共有しています。
半世紀以上に及ぶ作陶への探求から生まれた「厚成紅(こうせいあか)」という、鮮やかな赤色(クリムゾン)を発色する独自の釉薬(ゆうやく)を使った本展覧会のための新作約20点を、100年以上の歴史を代表するロールス・ロイス・モーター・カーズの横浜ショールームで、モノへのこだわりと、幅広い分野の人々との交流のなかで作り上げてきた陶芸家としてのライフスタイルを紹介します。
本展覧会では、慌ただしい現代社会において、とかく見失いがちな「くつろぎ」の時間を持つことで生まれる心の豊かさを感じていただけるよう構成します。辻 厚成の陶芸の耽美とロールス・ロイス・モーター・カーズの世界を中心に、身近なモノたちが持つ、ヒトを癒す力と深い文化性を紹介したいと思います。

辻さん.jpg
今回、私のような鬼太郎をお誘い頂き、本気で場違いなのを承知で行って参りました。
店内の作品を見ながら30分ほど待っておりましたら、トークショーが始まりますとのアナウンス。
席について、はて、主役の辻厚成氏はどこかな~と思っていたら、突然ロールスロイスのゴーストからカッコ良く登場!
それからラフに座りながら、生い立ちや、芸術について、車について等、一時間ほどお話を伺いました。とても興味深く楽しかったです。
辻厚成氏が子供の頃に一緒に岡本太郎さんにご飯連れて行ってもらったお話や、北大路魯山人さんとのお付き合いのお話などなかなか聞けない貴重な事ばかり。
なんと渋谷駅前のハチ公の像は、辻厚成氏のお父様が作ったとの事。凄い。。。。ぎゃふん!

辻さん作品1.jpg
とても綺麗な紅ですよね。
濡れているような艶も相まって、素晴らしく美しいセクシーな紅です。
辻さん作品2.jpg

辻厚成氏もおしゃっていましたが、とにかく頭デッカチにならずにどんどん感じろ!と。
ロールスロイスも陶器もどんどん触って、嫌いか好きか、自分で感じと!と。
ぐんぐん心に響きました。
ちかごろは情報が溢れていて、色々な知識ばかり多くて、自分で確かめもせず、周りの価値観が自分の価値観になっている事が多いと鬼太郎も思います。


ドンティンク!フィール!

ですね。

語るは野暮。
とにかくロールスロイスも素晴らしかったです。
ちなみに、辻厚成氏は日本葉巻協会の会長もしておられます。
カッコよすぎ。。。
これからも、感性を磨き続け、靴を磨き続け、己を磨き続け、世界一の靴磨き職人となるべく日々精進致します。
今年も残りわずか!!!2010年仕上げていきましょう!!セントオブウーマン最高!!
長谷川鬼太郎

written by

Brift H