BLOG

2016.08.28 Category|スペシャルな施術 すべての記事

8月も終盤

こんにちは、山地です。

夏が終わると寂しくなる貴方も、秋めいていくこの時期が楽しみな貴方も、夕暮れ時に切なくなる貴方も、是非聴いてみて下さい。

 

ここ最近のnettaiyaは体に結構堪えます。そんな中、天王洲アイルに行きましたが海に近いので夜風が心地よかったです。

浜松町駅から東京モノレールで向かうルートがお勧めです。旅行気分が味わえます。

 

IMG_5653

IMG_5353

 

 

 

さて!ここ最近の台風、集中豪雨に頭を悩ませているDRESS SHOES LOVERの皆さま

愛靴は無事でしょうか?もし濡れてトラブルが起きた場合は早めにご相談下さい。

今日は雨によってアッパーにクレーターが発生した靴の一例を紹介します。

 

SPIGOLA

PUNCHED CAPTOE

 

IMG_3383

IMG_3376

IMG_3377

IMG_3378

IMG_3379

 

何年か前に誂えた1足だそうです。最近のSPIGOLAさんとはまたひと味違うミニマムなラストですね。

靴が本当に好きな方はパンチドキャップトゥを好む方が多いです。THE CLASSIC!

このクレーターはかなり強敵でした。恐らく雨にどっぷり浸かった様子が見受けられます。

クレーターが発生してから時間が経っているようで、大分硬化しており最高級F難度レベルでした。

 

クレーター補修といっても、靴によって状態は様々。革の質感、色によっても方法は変えます。。

我々も日々色々試しながら、補修方法もアップデートしております。

 

補修後はこちら。

 

IMG_3479

9

IMG_3471

IMG_3478

IMG_3472

IMG_3474

FullSizeRender

 

きれいさっぱりなくなりました。

ビスポークは厳選された上質な革が使用されていることが多いので、革の繊維密度が高く、こういった補修の際もきれいになおり易いです。

 

どんな状態でもなおせます、とは言えませんが、職人の肩書に恥じぬよう精一杯できる限り目立たなくなるように致します。

なお、黒以外の色に関しては、色が濃くなる可能性が高いです。予めご了承頂きますようお願い致します。

 

クレーター補修(The Briftの磨き含む) ¥9,000~(税別)

納期は2~3週間(状態によってはもう少し長めに頂く場合もあります)

 

 

後回しにせず、早めに補修してあげることが大切です。

是非ご来店をお待ちしております。

written by

2016.06.14 Category|スペシャルな施術 すべての記事

FATTO A MANO

buonasera
山地です。

13417445_949380955179317_3464373347259997890_n

13432319_949380928512653_4943774854982807999_n

13435510_949380921845987_2690153122079775269_n

今フィレンツェではPITTI真っ最中ですね。
昨年の今頃は、石畳が隆起しすぎてるがあまり、馬に踏み潰された石畳にめり込んでいる鳥を見下ろしながら太陽の下でスプマンテとパスタに舌鼓を打ってました。
次もフィレンツェは行くとして、やっぱりナポリにも行ってみたいです。どのくらい落書きとゴミに溢れているのか見てみたいです(笑)勿論シャツやスーツも見ます。DePetrilloってナポリで見られるんですかね?どなたか教えてください。

 

13407221_949380988512647_1462211040060456118_n

13423826_949380961845983_6078122727897413915_n

さてさて、先日札幌より服部巧君が研修に来ておりました。病み上がりで血でも吐くんじゃないかと心配になるほどむせ込んでましたが魂は熱く滾らせながら仕事に没頭しておりました。

札幌店であるTHE LOUNGE by Brift Hも元気に営業しております。
勿論ソール交換などの修理、キズ補修やWET cleaningなどの特殊施術系も承っておりますので、北海道在住の方は是非ご利用下さい。
インスタグラムでも札幌在住でとてもオシャレな方を多くお見かけします。靴のトラブルに関しては、服部くんが力になってくれるので、イケメンに会える靴磨き屋ということで女性も是非ご利用下さいませ。

 

 

 

それでは今週の本題!
超絶技巧!うちでも滅多にないスペシャルな修理をご紹介します。

こちら!
ZINTALA

13406915_949379361846143_1708854227542394781_n

いや〜最近FATTO A MANO の靴のご依頼が多くて毎週ウキウキな山地です。皆様ありがとうございます。ローマ靴やフィレンツェ靴が拝められると脳内エンドルフィンの分泌量が凄まじいです。

こちらのZINTALA、シボ革で激渋い面構え。しかもノルウィージャン製法。極め付けはウェルトのスタート位置です。ウエストよりかなり前側にのみ配置されています。不思議なつくり。
ソールに穴が開いていたので、オールソール交換のご依頼を頂きました。
が!しかし!出し縫いのピッチが激細い。しかもウェルトの位置が見たこと無い位置から始まっている。ダブルソールですし、これマシンで縫えるかな?と疑問だったので預かり、お見積もりになりました。

拝見したところ、職人も見たことがない珍しいウェルトだと言ってました。
マシンでは針穴は到底追い切れない。いや、縫えない事もないが、無理矢理針穴を開けることになるので、ウェルトが傷む可能性を考えると止めておいたほうが賢明という答えに至りました。
ということで!針穴を完全に追うためにハンドで縫う方法で補修したオールソールがこちらでした。

13432393_949382548512491_1560471010860868381_n

13450859_949382521845827_263778428260755609_n

ピッチ細かい!修理後のほうが細かさがより一層わかります。

手作業感が伝わって非常にカッコいいですね!イタリア、ローマらしい顔つきに思わず顔がにやけます。一針一針しっかり引き込んでいるのが伝わってきます。こういった職人による手の仕事がたまらないと思った貴方、かなりの玄人です。

オールソール+ハンドの出し縫い
料金:ASK
納期:お見積もり期間含めて大体1ヶ月〜スタート
(今回の金額は¥33,000+tax)

ちなみに!グッドイヤー製法だからオールソールが何度でもできると言われていますが、できれば現状付いているソールは無理に交換しない方が賢明な事があります。”現状維持”に越したことはないという場合もあります。
というのも、オールソールすればするほど、言ってみれば縫いをかけるほどウェルトの針穴が傷んでしまいます。マシンはある程度針穴を追ってはくれますが、勿論追い切れない事もあるので無理矢理針穴を作ったり広げたりする恐れが多々あります。

オールソール交換にとって、ウェルトの針穴が死んでいないかどうかは非常に重要な要素です。爪先をぶつけまくったり、修理屋さんがやたらとバフってコバを攻めてしまえば針穴がコバ断面に近づいてしまいます。
ちなみに下の写真は針穴がほぼ死にかけています。この場合は、完全に針穴が外に飛び出してしまってますね。

13450908_949380208512725_5619538006567575681_n

これでは縫えません。
こうなったら”リウェルト”という修理方法があります。アッパーとソールを繋ぐためのウェルトを新しいものに交換しましょう。
ただ、ウェルト交換すれば少しコバの張り出しがゴツくなったりもしますし、グッドイヤーなのにリウェルトできない靴も実際にあったりはします。要相談!その場ではできるかどうか判断できない場合もありますので、お預かり期間が長くなる可能性があります。

ちなみに、下の写真の靴はギリギリ縫えます。縫えますが、今後ぶつけたり削れたりすると徐々に針穴の寿命が縮んできますね。

13435473_949379401846139_4312934431989724294_n

13394204_949379408512805_1270010519798875029_n

皆様も、お持ちの靴の出し縫いをご確認頂ければと思います。
針穴は生きていても、雨の日に履くほどウェルトがバサついて縫いに耐えられない状態になることもあります。これはウェルトの革質も関わってきますね。繊維密度が低いとバサつきやすいです。
我々はオールソールをご依頼頂く際、お客様にとって靴にとってBETTERな方法をご提案致します。
納期やご料金が許容範囲内か、靴がオールソールを耐え切れるかどうか、ハーフラバーやハーフレザーの方が賢明かもしれないといった、あらゆる視点から見て一番いい方法でご提案致します。勿論分解してみて、急遽+αの施術が必要な場合もありますので予めご了承頂ければ幸いです。

 

13419129_949382535179159_8618241429602308853_n

なにはともあれ、正真正銘のフルハンドの靴になりましたね。しかもアッパーがめちゃくちゃ滑らかで、シボなのに驚くほど磨きやすく、非常に楽しかったです。高額なだけに良い靴です。

個人的に既製品で手作業が駆使された物ほど贅沢品だと思っております。
ビスポークもフルハンドは今となっては必要事項となっておりますが、生産性が問われる既製品で手間と時間が大幅にかかる手作業が随所に見られるなんて、これほどドラマティックな事はありません。menswear、紳士の嗜好品においてロマンを感じずにはいられません。

ちなみに手縫いだから良いとよく言っている方がいらっしゃいますが、洋服においても靴においても手縫いにはメリット/デメリットがあります。

時間と手間がかかるので、必然的にコストがかかる。ピッチを細くしたり意図的に荒くしたりできるので可動範囲を考慮した作りができるが、やはり手作業なので少し弱いです。洋服だとほつれやすいですね。
ボタンもボタンホールもハンドは柔らかいけどすぐ解けやすかったりします。

靴も、出し縫いはハンドでもマシンでも強度は変わりないという意見もよく聴きます。九分、九分半、フルハンド、どれも時間と手間が違うだけなんかも耳にします。

それでも、手縫いでしか成し得ない着心地、履き心地があるわけです。そして手作業でしか表せない美しさがあるわけです。
靴で言えばベベルドウエスト、フィドルバック。こんなに攻め込まれたセクシーなウエストはマシンでは表現できません。そしてハンドソーンだからこそ実現できる湾曲した沈み方により、唯一無二の履き心地になる。フルハンドの靴は憧れです。

シャツだってジャケットだってパンツだって、解けたりシームが開いたりと色々ありますが、個人的にはそれがめちゃくちゃ楚々られるのです。紛れもなく職人が時間をかけて一針一針を技術を駆使して縫っているというドラマティックなバックボーンが感じられます。

 

 

話が大きく逸れましたが、イタリア、イギリスを中心としたメンズのクラシックファッションが今後世界的により注目されていくと思われます。

紳士靴業界の端くれの我々にとっても、とても興味深く、そして嬉しく思える傾向です。紳士服のドレスシーンがもっと盛り上がることを祈りたいです。

それでは、皆様のご来店、ご依頼をお待ちしております!

written by

2016.03.03 Category|スペシャルな施術

増えてます!チャールズパッチ。

こんにちは。もうあっという間に3月ですね~。

ちらほら、春が香ってきてますね。早く春服が着たーい!!わくわく。

と同時に、異常な食欲の日々を送っています。

おもわず「異常な食欲」で検索しちゃいました。

睡眠不足や眠りが浅いと、食欲が増すらしいですね。初めて知りました。

 

ということで、本日は働き者(自称)の事務員 小林がお届けします。

最近はクラック(ひび割れ)の靴を「チャールズパッチでお願いします」とチャールズ指名お持ち頂くことが多くなりました。

皆さま当ブログをご覧頂き、「チャールズパッチ」を知って頂いているようです。

ありがとうございます!

 

でも振り返るとここ最近、チャールズパッチのお話を全くしていなかったので、

本日は久々に、チャールズパッチで補修させて頂いた靴をいくつかご紹介します。

ぜひ参考にして頂ければと思います!

 

久々なので、まず「チャールズパッチ」の軽い復習からいきます。

靴は履いているとどうしてもクラック(ひび割れ)ができることがありますよね。

勿論できない靴もありますし、クラックの原因は複合的ですが、革の運命でもあります。

 

当店ではクラックの補修も行っていますが、

クラックの深さ、革の色、革質等々によっては、クラック補修ができない、お勧めできない場合も多々ございます。

そんな時に、このチャールズパッチの出番です。

 

「パッチ」は所謂「パッチワーク」などののパッチで、つまり「革当て」です。

で、「チャールズパッチ」は、”クラックの上に新しい革を縫い当てて、クラックを隠す”という補修です。

補修+軽くリメイク、といった所でしょうか。

 

では、パッチはどんな形になるのでしょう??

【クラックの場所と範囲 ✖ 靴のデザイン】だったり、

パッチをなるべく目立たせたくない~、いやいや逆に目立たせたい!補修した感じを楽しみたい!等のお客様のご希望などから

強度も考慮しつつ、形を決めていきます。

 

 

では早速ご紹介していきます。

Before。ぱっくりひび割れています。

1-1

 

After。パッチ施術後。

1-2

1ヶ所 約¥8,000~

 

こちらはUチップのU字の下まで、パッチを縫っています。

更に細かくお伝えすると、カンヌキ(羽根の付け根)を一度解体してその下にパッチの革を入れ込み、

またカンヌキを縫い直しています。こうすることでパッチの強度を高めます。

Uチップのモカまでクラックができている場合は、モカの上までパッチをかぶせてモカを再現します。

 

お次はこちら、ぽってりとした形がかわいいBIRKENSTOCK。

※ここから全てBeforeがなくAfterのみになります。すみません・・・。

パッチのある所にクラックが入っていたんだな、と想像して下さい。

 

両足の外側にパッチさせて頂きました。かなり馴染んでいると思います。

2-1

1ヶ所 約¥8,000~

 

ここです。

こちらはカンヌキは解体せず、カンヌキ手前でパッチを縫っていますが、

U字部分は一度解体 → U字の下にパッチの革を入れ込み → 再度縫い直しています。

2-2

 

斜め前からと正面から。

正面から見るとパッチをしているのはほぼわからないですね。

2-3

2-4

 

お次はAldenのフルブローグ。

右足のみを半円型でパッチさせて頂きました。

今後ブリフトパッチ(後述参照)を見据えて、今回は負担が最小限になる形です。

3-1

1ヶ所 約¥6,000~

 

半円型です。

3-2

 

斜め前から。

フルブローグの飾りの多いデザインの為か、予想以上に馴染みました。

3-3

 

履いた目線から。

パッチをわかり易くするため接写気味で撮りましたが、実際はもっとわかりにくいかと思います。

3-4

 

 

お次は茶色い靴。

こちらはAldenと同じ半円型ですが、クラックの範囲が広かったため横長です。

4-1

1ヶ所 約¥6,000~

 

はいー。

4-2

 

斜め前と正面。

4-3

4-4

 

黒以外の靴は、実はパッチの革をその靴の色に染めて作っています。

例えば茶色でも赤系、黄色系、などいくつかの色味があったり、

完全にその靴と同じ色の革はないので、染めることで色を再現するのです。

靴ごとに今回はどういう色の革を使おう?と相談しながらやっています。

(ベースの色によって再現性が変わってくるので、ベース決めが大事なんです)

 

なので黒以外の場合、特に茶色の場合は黒に比べるとなんと言いますか、「味」が出ると思います。

こちらの靴はノーズが長めですが、そんな味の出る丸いパッチをすることで柔らかい雰囲気になりましたね。

 

そして最後は、最近ヒットしている形のご紹介です。

まずはその原型から。

5-1

 

パッチはこの2ヶ所。

向かって右の細長い山型が、最近じわじわきています。

5-2

 

この画像、わかりにくくて申し訳ありません・・・。

この靴のお客様のリクエストで、元の革をできるだけ残したいので

形はどんなものでもいいから、とにかく最小限で!ということでした。

 

これ位接近しているクラックだと、一つの横長のパッチにすることが多いのですが

そのようなご希望だったので、一つ一つを小さくパッチさせて頂きました。

そこで生まれたのが、このひょろっとした山型です。

 

この仕上がりはお客様も大変喜んで下さって、周りの方からも「おしゃれだね!」とお声を頂くそうです。

補修後にこの靴を履いてご来店頂いた際に、画像撮っときなよ!と言ってくれて

慌てて撮らせて頂いたので、やたらと接写ですみません。

 

ちなみに最小限の形は簡単そう?なイメージですが、実は職人泣かせなんです。

パッチをするにあたりもちろん強度も考えなくてはいけないので、

パッチの端が履き皺に被らないようにだったり、

パッチ同士が近すぎる=パッチを縫う針穴も近くなるので、

針穴が隣接するとそこから裂ける恐れがあったり・・・などなど、バランスが大変なんです。

 

・・・と、前置きが長くなったのですが、この山型パッチを一つご紹介します。

 

山長のプレーントゥ、鳩目の横にデザインが入っています。

こちらは右足のみパッチ。

6-1

1ヶ所 約¥6,000~

 

細長い山型。

6-2

 

サイドと正面から。

幸いにも鳩目横のデザインと相まって、馴染んでますね。

6-3

6-4

 

この形は想像していたよりも靴の中に溶け込んでくれました。

「チャールズパッチ」の由来であるチャールズ皇太子の靴のパッチに比べると

靴の皺に沿った形なので、一体化しやすいのかと思います。

 

・・・と、今回ご紹介した形は割とオーソドックスな形ですが、

パッチの形は靴によって様々ですので、ぜひご相談下さい!

例えばメダリオンの上にまでパッチを被せてメダリオンを再現したり、

はたまた新たにメダリオンを作ったりすることもできます。

(実際、以前にありまして、パンチドキャップがセミブローグ風に変身しました~。

職人はかな~り大変ですが・・・笑)

 

パッチの料金については、

形、デザインや、パッチを縫い当てるにあたり解体する場所があるかどうか等で変わります。

1ヶ所およそ¥6,000~12,000で、納期は3~5週間程頂きます。

※パッチの革は似寄りの革質、色となりますので、ご了承下さい。

※コードバンは今の所使用できず、スムースレザーのみとなります。

※パッチ後、靴全体を磨くことで全体のバランスを調えますので、別途磨き料金を頂きます。

 

 

そして途中で少し触れた「ブリフトパッチ」ですが、

こちらは部分的なパッチではなく、甲部分全体を覆う範囲が広いパッチです。

チャールズと違い、元のデザインを再現します。

 

こちらは以前ブリフトパッチを施術させて頂いた靴で、赤の範囲がパッチの範囲です。

クラックが広範囲に渡る場合は、このような形になります。

7

両足:約¥35,000~

 

長くなったので、ブリフトパッチについてはまたの機会に!

 

修理は同じ靴なんてないので、1足1足がドラマです。

そのドラマを楽しみつつ、靴とお付き合いしていきましょうー!

 

ではでは、体重2.5倍の北見と同じ位食欲がある小林でしたー。

written by

2015.09.16 Category|スペシャルな施術

SPECIAL

イタリアの日々の記憶…

 

image4

 

image6

 

81

 

image5

 

ローマとフィレンツェで暑い日差しを浴びまくっていた夏が終わり、一気に秋めいてきました。

当店でも続々と秋らしい色味の靴のご注文を頂いております。

 

美しいですね~

IMG_1733

 

秋って1年の中で、一番テンションと物欲があがる時期ですね。新しい靴を購入された際は、是非Brift Hに!磨きと一緒にハーフラバーやトゥスティールを施してあげましょう。(※修理には2週間程お日にちを頂きます。)

 

 

Buona sera.山地です。

本日は、特殊修理の一例を紹介させて頂きます。ソールの修理は、第三者からは見えない箇所です。この見えない箇所にどれだけ拘り、気持ちとお金を費やしてあげてるか。これこそ紳士、男の美学ですね。スーツの台場仕立てやノーループ/サイドアジャスターなどは良い例ですが、靴でもフィドルバックやベベルドウエスト仕様は正しくそれらと等しいです。

 

それでは始めましょう。

image1

まずはこちら。

ハーフレザーの半カラス仕上げです。靴愛好家の方はご存知のGAZIANO & GIRLING。既成靴では珍しいビスポーク特有の構築的でセクシーなソールです。修理の際は、ハーフレザーで厚みを修復しつつ最初の美しさは再現させて頂きました。Brift Hは、ただ修理するのではなく美しい仕上がりを目指します。

 

もしオールソールが必要になった場合は、フィドルバック、ウエストとヒールの段差まで再現致します。

 

51

 

写真のように、ちゃんとフィドルバックの構築的な盛り上がり方が表現できています。GAZIANO & GIRLINGらしさを維持されたい方は、是非ご相談下さい。

 

 

さて、また別の靴での特殊な一例を紹介させて頂きます。

image3

 

なんと芸術的な釘打ち!フィレンツェでお世話になったil micio(イル・ミーチョ)の靴です。レザーヒールは滑りやすいですし削れも早いですが、音や見た目はとてもかっこいいですね。こういった再現が難しいとされる装飾的な表現も、出来る限り対応致しますので、どうぞお気軽にご相談下さい。

 

秋に向かって、是非お足元の準備を始められてはいかがでしょうか。ご来店をお待ちしております。

 

Brift H 山地

 

 

written by

PAGE TOP