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2017.04.22  Category| すべての記事

WAXとシワについて

お久しぶりです。北見です。

まずはお知らせから。

ゴールデンウィーク中もBrift Hは通常通り営業しております。

5/2 火曜日は平日なので通常通りの定休日。それ以外は12時~20時で営業しております。

皆様のお越しをお待ちしております。

 

閑話休題。

WAXについてとタイトルに書きましたが、うちで磨かせて頂いた方は「芯が柔らかいのでしっとり目に仕上げます」ですとか「WAXはつま先と踵にしっかりのせて鏡面にし、甲やサイドのシワの入るところは軽くのせます」といった台詞を聞いたことがあると思います。

実際、WAXは伸び縮みをしないので曲がるところに厚塗りすると割れてしまうのですが、それはホントのところどうなのよ?という疑問にお答えすべく、実験をしてみました。という事で久々の実験シリーズです。

 

靴をぐりぐりこね回してヒビを入れるのも心苦しいので、サンプルの革をポリッシュして、その後、曲げてどうなるのか確認。

まずは乳化性のクリームを入れた状態です。ここから磨きをかけていきます。

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さぁ、ポリッシュ完了。左から通常のポリッシュ、真ん中がしっとり目のポリッシュ、右は乳化性を入れたままの状態です。ポリッシュした所はコーティングしたみたいなツヤになりました。

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それを曲げてからぐりぐり動かします。

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広げてみたところ。

しっかりとポリッシュした所が逆にツヤがなくなって見えます。

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分かりづらいので拡大してみました。

乳化性のみのところはほとんど変わりありません。

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しっとり目ところも綺麗ですね。

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さて問題のしっかりとポリッシュした所。

細かなヒビとまるで革自体が割れているかのようなヒビが…

(実際に革が割れている訳ではありません)

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やはり革が曲がるところをWAXで磨き込むのはあまり美しくなりませんね。

逆にしっとり目位の仕上げですと革が曲がってもツヤ感がほとんど変わらず、綺麗さを保っています。

やはり芯のあるところは鏡面で仕上げ、芯の無い所はしっとり目で仕上げることが後々の美しさにつながりますね。

 

という事は「芯のあるところをピカピカにすればOK」って訳ですが、それだけでは100%正解とは言えないのが靴磨きの面白い所。

次は実際の靴をサンプルに、ここに気を付けるとより素敵な仕上がりになるよという説明です。

ストレートチップやパンチドキャップトゥはつま先と甲の革が違うので、ポリッシュする範囲も自ずとわかり易いですよね。

ですが、プレーントゥの磨く範囲は?つま先から甲まで一枚の革が続いているので明確なラインがない。

曲がるところにWAXをのせると先程の実験のようにきれいさを保てないので、先芯の入っている所迄 ≒ シワのあるところまで、です。

プレーントゥの場合だけでなく、ストレートチップ等の場合もキャップトゥに皺が入ることがあるので、WAXを載せる場所はシワのあるところまでと思って頂くのが良いですね。

さて、ここでサンプルの靴の写真。ぱっと見、左右ともに綺麗に磨きあがってます。

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ですが実は磨く範囲というか磨き方というか、左右で変化を付けてます。

右足(向かって左側)はシワの直前まで全てしっかりとWAXをのせて磨きました。

左足(向かって右側)は甲のツヤへ輝きが繋がる様に輝きにグラデーションをつけています。

正面から見てみると…

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写真だと分かりにくいですかね。。。?

最初のシワの前後を見て頂くと左側の方がコントラストが激しいことがわかるかと思います。

右側の方がつま先から甲へのツヤ感を繋がる様にする為、あえて先芯の甲側のWAXを控えめにしてあります。

輝かせることも楽しいですが、より綺麗に仕上げるにはどうしたら良いか?靴がより魅力的に見えるにはどうしたら良いか?を考えて磨くと、仕上がった時により楽しくなりますね。

 

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2017.04.07  Category| イベント・お知らせ

4/9.10 Riccardo Freccia Bestetti トランクショー

とうとうあと二日となりました!新生Riccardo Freccia Bestettiのトランクショー@Brift H AOYAMA

まだまだ日本の靴好きの中でも知られていないブランドRiccard Freccia Bestetti。

トランクショーの前にリカルドFベステッティの靴の写真をご覧ください!

 

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いかがでしょうか?

むちゃくちゃ色気のある靴ですよね。しかもアンダー30万円で木型から作れるなんてなかなかないですよ。

ここだけの話、2回目のオーダー会からすでに値上げがされるとの事なのでぜひこの初回のトランクショーをお見逃しなく!

 

改めてトランクショーの確認です。

 

《開催店舗》Brift H AOYAMA  東京都港区南青山6-3-11 PAN南青山204

 

《開催日時》2017年4月9日、10日 12時~19時

 

《オーダー内容》3タイプ

1、Made to Order 195000円~(税別) 納期約3か月

→足の採寸をしてサイズを決め、好きなモデル、革を選ぶオーダー

2、Novecento 249000円~(税別) 納期4か月~フィッティング次第

→木型を作成し、好きなモデル、革を選ぶセミビスポーク

3、Bespoke 529000円~(税別) 納期4か月~フィッティング次第

→木型を作成し、自由にデザインを決めることができるフルビスポーク

 

《支払い方法》

1、現金決済

2、銀行振込み(1週間以内)

2、カード決済(決済手数料3.24%~4%加算します。)

アリゲーターやリザード、オーストリッチなども追加してもそんなに高くないのでお勧めです。

ぜひとも実物を見てご検討してみてください!

 

どうぞ宜しくお願いいたします!!

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2017.03.22  Category| すべての記事

【緊急開催!!】4月9日、10日 Riccardo Freccia Bestettiトランクショー

【緊急参戦!!】

と言えば、2017年5月13日にLONDONで行われるWorld Championships in Shoe Shiningにわたくし長谷川エントリーしました!

今まで散々靴磨きのワールドカップで優勝したとか言ってましたが、今回は正真正銘の第一回の靴磨きのワールドカップが行われます。

3月19日に締め切りが終わり今はエントリー審査の結果待ちなのですが、参加者は3名のみで、しかも最初から決勝戦という意味不明な大会内容。

 

ではそのファイナリスト3名をどうやって選ぶかというと、なんとエントリーするメールに添付した写真審査で選ぶという方式。おいおい!それでファイナリストを選ぶってどうなん!?!?と今からすでに訝しげに結果を待っています。

 

World Championshipというからには参加者は相当数募って、トーナメント式にして本物のチャンピオンを選ぶべきだと思います。

むしろ日本大会だけでもかなりレベルは高いと思うので、この際、Japan Championshipを開催してしまおうかと考えてます。

きっと世界大会を凌ぐレベルの高さになるはず!!

詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。

http://shoegazing.se/english/2017/03/01/world-championships-in-shoe-shining-qualification/

 

さて、話は変わりまして。

今回は【緊急開催!!】です。

皆様はご存知でしょうか?Riccardo Freccia Bestetti (リッカルド・フレッチャ・ベステッティ)という靴職人の名を。

 

正直僕は名前を聞いたことあるくらいで、どんな靴かは知りませんでした。

靴を見てびっくり、めちゃくちゃパンチ効いててカッコいいじゃないすか。

まずは靴の写真と紹介文をご覧ください。

 

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昨年惜しくも49歳の若さで逝去した稀代の靴職人、Riccardo Freccia Bestetti (リッカルド・フレッチャ・ベステッティ)

生前、彼をインタビューした記事にこんな一節がある。
「私がもう少し若ければ、声高々に世界一の職人だと公言していただろう」

これに誰もが頷くほど、彼が卓越した靴職人であったことは事実だ。
年に20足程しか作ることの出来ないフルハンドメイドの靴は、類を見ない美しさと履き心地を見事に両立させていた。

 

彼の訃報を受け、多くのファンがもうオーダー出来ないのだと嘆いたが、翌年の世界最大規模のメンズファッション見本市pitti uomoには、変わらずBestettiの靴が並んでいた。

そこで、現Bestettiオーナーとして店頭に立っていたのが、Marco Facchinetti氏だった。
リッカルド・フレッチャ・ベステッティとは20年来の親友だった彼が、これほど素晴らしいものが失われるのは耐えられないと、私財を投げ打ってBestettiの運営に乗り出していたのだ。
氏の情熱は、オリジナルメンバーの心も動かした。新たに熟練の職人を数名加え、ブランドを再建すべく集結したのだ。新生Bestettiの誕生だ。

そして今回、彼らの情熱が具現化されたフルハンドメイドの靴を手にとり、足入れし、体験する機会を、ここ大阪で設けることが出来た。

これが、新生Bestetiiの日本で初めてのトランクショーだ。

 

4月9日(日)10日(月)の二日間。Brift H AOYAMAにて開催します!

 

3種類のオーダー方式があります。

1、Made to Order 195000円(税別)

→足の採寸をしてサイズを決め、好きなモデル、革を選ぶオーダー

2、Novecento 249000円(税別)

→木型を作成し、好きなモデル、革を選ぶセミビスポーク

3、Bespoke 529000円(税別)

→木型を作成し、自由にデザインを決めることができるフルビスポーク

 

他にOptionでALLIGATOR(168000円~)やCROCODILE(218000円~)、OSTRICH(34000円~)、LIZARD(67000円~)など変わった革を使うこともできます。※( )内は追加料金です。

僕のおすすめは、2のNOVECENTOというセミビスポーク!足を採寸し、木型も作るのでいわゆるビスポークと一緒です。

これはかなりアリなんではないでしょうか!

 

ベステッティに関しては情報があまり無く、秘密のベールに包まれた感のあるブランドです。

僕はあまり詳しくないので以下TWTG SHOESHINEさんのブログ記事を引用します。

 

 現在、日本に流通しているBESTETTI SHOES は、日本向けに量産を目的としてマッケイやブラックラッピド (踏まずがマッケイのグッドイヤー)製法で製作された安価なクラスの靴がほとんどです。 今回提供するフルハンドBESPOKEとは似て非なる別物となりますので、ご注意ください。

トレイディングポストさんに、ハンドソーン既製靴の在庫があるようで、国内価格20万円ほどで販売されていますが、 今回のトランクショーでは、ハンドソーンのMTO(受注生産)であっても、それ以下の特別価格で販売いたします。

ストラスブルゴさんでは、ハンドソーン既製靴が、シューツリー込で18万4000円程で販売されています。 トランクショーの販売価格は、MTOの場合、2万円ほど高くなりますが、シューツリー、受注生産時の発送費用、関税込の価格です。

また現地からスタッフが来日しフィッティングを行えることも、今回の醍醐味であります。

また、ビスポークはもちろんのこと、ご自身のオリジナルモデルをデザインからおこすフルオーダーもお受付いたします。

年4回のトランクショーを予定しておりますので、この機会に是非覗きに来てください。

 ※当日は、リッカルド・フレッチャ・ベステッティ現オーナーのMarco Facchinetti 氏、わたくしの友人でもあり、今回このような機会を設けてくれたシンガポールのセレクトショップLAST&LAPELのオーナーAlvin氏も来日します。イングリッシュスピーカーも同席しますので、細かな質問等も通訳し気軽に聞いていただけます。

※以上、TWTG SHOESHINEの石見代表のブログより。

また次回はその謎に包まれたリカルド・フレッチャ・ベステッティの靴の写真をお送りします!

皆様ぜひご期待ください(^_-)-☆

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